「3分読むだけでグッスリ眠れる本」弥永英晃

【私の評価】★★★☆☆（70点）

要約と感想レビュー

タイトル通り心理カウンセラーが教える熟睡する方法です。自己暗示を使った催眠療法や、リラックスするワークを中心としているようです。潜在意識が「暗示を受け入れやすい」のは夜なので、夜寝る前にポジティブなことだけを、3行日記で書いていただくワークが面白そうだと思いました。

催眠療法では、専門の心理カウンセラーが、眠る前のボーっとした状態にクライアントを誘導するのですが、この本では、眠くなる物語を読むことでリラックスして眠ることができるという。確かに、ベッドでつまらない本を読んでいると、眠くなります。わかりやすい手法だと思いました。弥永さん、良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・自分の両手両足に体の力を抜くためのボタンがあるとイメージし、そのボタンを押していくことで深く心と体をリラックスさせ、誘導催眠を行う（ｐ44）

・バタフライハグ・・・胸の前で手をクロスして、両手のひらで自分の左右の肩をリズミカルに交互に叩いてください（ｐ49）

・お腹のヘソの10センチ下あたりに、小さなテニスボール大の風船が入っているとイメージ・・鼻からゆっくりと4秒、息を吸います・・ボールに空気が入り、膨らむイメージ・・8秒間、細く長ーく、・・ゆっくり息を吐き出す（ｐ62）

▼引用は、この本からです

【私の評価】★★★☆☆（70点）

目次

第１部 眠くなるための準備～なぜ、あなたはこの物語で眠くなるのか？
　すごい「イメージの力」潜在意識がパワフルなわけ
　暗示とは何？ なぜ夜寝る前に読むといいのか
　一流大学で使われている「催眠療法」の効果
　科学的に眠くなる「この本」の秘密
　本を読む前におススメする四つの心理療法
　寝る前に必ずおこなう「準備運動」とは？
　最新の研究でわかった「あくび」「音読」の効力
第２部 読むだけでウトウト眠くなる11の物語
　第１話 子猫のクウ～不思議な「眠りのボタン」の魔法
　第２話 気球に乗る少年
　第３話 羊を数える少年
　第４話 深い夢への階段～小説家アリスの話
　第５話 あったかいお風呂
　第６話 読むクスリ～時を忘れる湖と眠りのボート
　第７話 眠りの時計
　第８話 パーフェクトフルムーンと天体観測
　第９話 見るだけでどんどん眠くなる魔法の絵本
　第10話 オーロラと聖なる森
　第11話 執事のいる「海中眠りホテル」のベッド

著者経歴

弥永英晃（やなが　ひであき）・・・カウンセリング学博士・心理カウンセラー・快眠セラピスト・看護師・絵本作家・作家。22年間に1万2000人を超えるクライアントを98%回復させたことで「奇跡の心理カウンセラー」「カリスマ心理カウンセラー」と呼ばれる。全国からクライアントの予約が殺到し、現在は予約5年半待ち。自律訓練法や自己催眠法を患者に試したところ、「不眠症が治った!」「自律神経が安定した!」と話題になる。

この記事が参考になったと思った方は、クリックをお願いいたします。
↓　↓　↓　
　

ブログランキング／にほんブログ村

無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」（独自配信） 3万人が読んでいる定番書評メルマガ（独自配信）です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。 空メール購読 空メール解除