「とほかみえみため~神につながる究極のことだま」大野靖志
2021/03/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
「とほかみえみため」とは神道、神さまを拝むときにつかう言葉だという。ただ、その意味はよくわからないらしいのです。よくわからない言葉が私たちの祖先から伝承されているのは、言霊の国ならではではないでしょうか。
天皇が祖先である天照大神をお慰めするために、この言葉を唱えてお務めを果たすと、この本には書いてありますが本当なのでしょうか。仮にそれが正しいとすれば、「とほかみえみため」とは興味深い言葉なのでしょう。
私たちは遺伝子情報でハードウエアの情報を伝達し、言霊によってソフトウエアの情報を伝達してきたのです。そこには祖先への感謝の気持ちしかありえないのは、確かだと思います。根拠が乏しいので★3としました。大野さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・言葉は神である・・・日本語の一音一音は、古事記に登場する神である(p23)
・「わたしとは祖先の集合体である」・・・「わたしは祖先からできている」とも表現できます(p40)
・私たち一人一人のDNAには、無数の祖先とあらゆる宇宙の記憶がストックされているのです(p64)
・一歩間違えると自己中心的な発想に聞こえるかもしれませんが、自分を大切にすることが祖先を大事にすることである、といってもいいのです(p108)
【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
1 人生は自らの言葉で決まる
2 わたしたちが知らない先祖の力
3 わたしと神をつなぐのは先祖だけ
4 この究極の言葉で神につながる
5 「とほかみえみため」が切り開く人類の未来
著者経歴
大野靖志(おおの やすし)・・・宮城県生まれ。早稲田大学商学部卒。ユダヤ教をはじめ世界各国の宗教と民間伝承を研究後、白川神道、言霊布斗麻邇の行を通じ、新たな世界観に目覚める。現在は、多彩な執筆活動と並行して、一般社団法人白川学館理事、ラボラトリオ株式会社代表取締役、neten株式会社顧問
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