「天国にとどけ! ホームラン: 3.11を乗りこえて、バッティングセンターを作った父子の物語 」漆原 智良

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天国にとどけ! ホームラン: 3.11を乗りこえて、バッティングセンターを作った父子の物語 (創作児童読物)

【私の評価】★★☆☆☆(67点)


■宮城県気仙沼市で牛乳販売業を経営する
 千葉清英さんは、東日本大震災で、
 妻、妻の両親、長女、次女、妻の妹と妹の子
 家族7人を亡くしました。


 清英さんも肋骨を骨折し、足が凍傷。
 小学校の瑛太くんは校舎で難を逃れました。
 残ったのは息子の瑛太くんとの二人だけ。


 清英さんは牛乳販売の再開を決断し、
 無事だった従業員とともに
 事業を再開していきます。


■息子との二人の生活のなかで、
 息子の夢は野球で大リーガーになること。
 二人でキャッチボールはできますが、
 バッティングセンターは50km先の前沢。
 車で1時間半もかかるのです。


 そのバッティングセンターで
 ひたすらバットを振る瑛太を見て
 息子は野球でつらい思いを
 振り切っているように感じられました。


 そして、友達のためにも気仙沼に
 バッティングセンターがほしいという
 息子と清英さんはバッティングセンター
 建設を約束したのです。
 

・瑛太のためにも、本気で立ちあがらなければ
 ならない。息子との約束だけは、大げさかも
 しれないが、自分の命をかけても実現させ
 なければならない(p84)


■バッティングセンター建設には
 1億円もの資金が必要だとわかりました。
 そのために『希望ののむヨーグルト』販売。
 塩分のきいたサイダー『潮騒ダー』販売。


 多くの人の協力を得て気仙沼に
 バッティングセンターが完成しました。
 「思いは叶う」のですね。


 千葉さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・千葉一商事の被災地支援
 『希望ののむヨーグルト』の
 販売がスタートした(p88)


・小久保裕紀選手も、幼いときに父と別れ、
 母親の手ひとつで育てられた・・・
 東北の新聞社の紹介で、そのことを知った
 小久保選手が・・千葉さん親子を、
 福岡ドームにまねいてくれたのだった(p92)


・『希望ののむヨーグルト』を二百万本
 売り上げれば、一億円の資金が調達できる。
 もっと、販売協力をお願いしなければならない・・
 しかし、時間はあと一年少々しかない(p118)


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【私の評価】★★☆☆☆(67点)



■目次

(1)津波がせまる!
(2)マグニチュード9・0
(3)校舎の三階へ
(4)避難所めぐり
(5)家族との別れ
(6)ゼロからの再出発
(7)瑛太くんの夢
(8)小久保選手からのおくり物
(9)希望ののむヨーグルト
(10)ヤフー球場へ
(11)始球式でマウンドへ
(12)被災地支援物産展へ
(13)アイディアを出しあう
(14)バッティングセンター
(15)夢はかなえるもの



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