【書評】「月商6億円 日本No.1営業マンの「最速」仕事術」天田浩平
2019/03/22公開 更新

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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
結果を出している先輩を真似る
業界平均は月0.5戸、月10戸も売ればすごい!と言われる不動産販売において月20~30戸を売る天田さんの一冊です。天田さんの成功の秘訣は、先輩の良いところを徹底的に真似ることです。
とにかく結果を出している先輩の良いところを真似ているのです。言うのは簡単ですが、実際に行動しているところがすごいですね。
何人もの先輩に同行し、それぞれの先輩がお客様とどのように接客するのかを間近で見て、「素晴らしい」と思ったものはどんどん自分の営業にも取り入れました(p46)
圧倒的な行動量
そして、当然ですが、圧倒的な行動量がすごいです。お客様のアポは1日最大9件入れたことがあるという。
その結果、アポを入れすぎるときめ細かな対応ができなくなることがわかり、現在では1日最大8件のアポに抑えているくらいなのです。結果の出ない営業マンは、1日何件アポを入れているのでしょうか。
1日最大時は8件のアポまで、月に最大80件ぐらいのアポに抑えるようにしました。例えば、80件中、5割の成約率で40件。それ以外に、これまで購入してくださったお客様700名がいます。その中には、2件目、3件目の物件の購入を検討している人もいますから、月間最大契約数が63戸になることはあり得るのです(p135)
自信のあるものしか勧めません
もちろん商品については自信のあるものしか勧めませんし、自分も商品を買っています。マンションが売れれば、税金が発生し、法人税や所得税も納税することができ、お客様も不動産収入という家賃が入り、国もお客様も喜んでくれるという確信があるようです。
教科書的な内容でしたが、圧倒的な実績の力で読ませる一冊でした。天田さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・無双する人は、誰よりも動いている(p22)
・仕事が好きになれない人がいたら、まずは、自社の商品について徹底して詳しくなってみてください(p48)
・「今日のできること」のプラスαから始めてみる・・お客様へのメールを、10本分だけ多く今日中に送ってしまう。そこから始めてみるのです・・たかが10本、されど10本(p29)
・1回の商談は、1時間以内で終える・・・
10時 渋谷・・お客様と面談(新規顧客)
11時半 渋谷・・お客様と面談(新規顧客)
13時10分 東京・・追加購入のご提案(既存顧客)
14時 東京・・お客様と面談(新規顧客)
16時 会社近く・・お客様と面談(新規顧客)
17時半 池袋・・「精算」のために会う(既存顧客)
19時 日本財託・・売買契約(新規顧客)
20時半 赤坂・・お客様と面談(既存顧客)(p138)
・昨年11月、私は、ロシアのモスクワに出張に行きました・・・私は、ご紹介いただいたお客様とは、最初の1~2回目は必ず会ってお話をするようにしています(p102)
・契約が決まりやすい喫茶店、反対になぜかなかなか契約が決まらない喫茶店なども出てきます・・・ここぞという商談は、契約が決まりやすい喫茶店で行ってみるなどもありかもしれません(p150)
【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
1 成功するマインドセット
2 最速で動く仕事術
3 お客様思考の時間術
4 笑顔も雑談もいらないコミュニケーション
著者経歴
天田浩平(あまだ こうへい)・・・株式会社エイマックス代表取締役。1984年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京農業大学卒。2007年、株式会社日本財託入社。2010年に110戸の投資用中古マンション年間販売数を記録し、社内のトップセールスに。2020年株式会社エイマックスを創業。
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