「呆韓論」室谷克実
2018/12/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
要約と感想レビュー
韓国軍が自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題が盛り上がっています。そういえばこんな本があった、と手にした一冊です。
元時事通信記者による韓国人の国民性の解説ですが、韓国人はどんなに不利でも決して謝らない。逆に反撃してくるのが普通なのです。例えば、韓国人同士の口ゲンカであれば、相手を罵って、見物人の喝采を受けた方が勝ちという法則が、世界にも通じると思い込んでいるという。
交渉事は高飛車に出なけれ損をするという韓国型行動様式が存在するのです。そういう意味では、火器管制レーダー照射問題での韓国側の反論・反発は想定の範囲内と言えるのでしょう。
・朝鮮民族はというべきか。「反発心」というよりも「反撃マインド」がやたら強い。例えば韓国の企業は、特許侵害で訴えられると、まるで条件反射するかのように「あちらこそ我が特許を侵害している」と訴え返す・・・こうした性格、つまり民族性・国民性を、まず知っておかなければならない(p212)
著者は、韓国人は日本人の常識を超える民族であることを、理解することが大事だとしています。ベトナム、フィリピン、キリバスなどの外国で女性を囲って、妊娠したらそのまま逃げる。ワイロ、脅迫で関係者を買収して自分に有利な決定を引き出す。交渉で弱く出たら相手に付け込まれるのでウソでも強気にでる。
こうした国民性を持つ韓国人が、長年の反日教育により反日行動なら何をしても良いと考えているのです。恐ろしいことです。例えば、韓国には、「日人出入禁止(日本人出入り禁止)」を掲げているゴルフ場があるという。それ以外にも日本の首相の人形を燃やしたり、日本の国鳥キジを八つ裂きにするパフォーマンスを行う団体もあるのです。その一方で、「日本では在日韓国人に対するヘイトがある」と、2020年東京五輪の落選運動を展開する厚顔さは、さすが韓国人ということなのでしょう。
さらに2013年には、「日本の統治時代は良かった」と述べた95歳の老人に、酒に酔った37歳の男が暴行を加え死亡させています。世も末ですね。
・外地で女性を妊娠させたら逃げるのは、韓国の国技と言える。フィリピンに語学留学する韓国の大学生が1年に2万人ほどいる・・彼らがフィリピン女性をだまして同棲し、生まれた子供を〈コピノ〉と呼ぶ・・・そこで生まれた〈コピノ〉はいまや1万人を超えたとされる(p177)
著者が恐れるのは、日本の統治時代を知る韓国人がいなくなり、反日教育を受けた韓国人だけになってしまうことです。韓国では「島国の日本は、文明を知らない民が住む地だったので、われわれの祖先がさまざまな文化文明を教えてやった」といったとんでも教育が行われているのです。
東京五輪の落選運動をする韓国人。サムスングループの『中央日報』が、東日本大震災を「日本沈没」と報じて喜ぶ韓国人。韓国人は組織的に世界で反日工作活動やロビー活動を行い、慰安婦像を世界に設置しようとしているのです。
戦後70年たっていますので状況は悪くなるだけなのでしょう。諦めがつきました。室谷さん良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・韓国人が行う実際の「ロビー」とは、贈り物、金銭授与、あるいは脅迫・・およそ手段を選ばず、対象とした人物を完全なる味方として抱き込むことを意味する。このうち贈り物には、生身の人間も含まれる(p202)
・2007年の初夏のことだ。まだ、慰安婦の像がなかったころの在ソウル日本大使館。そこに押し掛けたのは、日本の調査捕鯨を非難する韓国人のデモ隊だった・・・実は、韓国自身が大量の鯨を捕っているのだ・・・頭数で見れば日本の2倍以上の鯨を捕っている・・「捕鯨目的の混獲」であることは公然の秘密、欺瞞も極まる(p94)
・ベトナムでの韓国軍の残虐行為(虐殺や強姦)は既に明らかにされている・・・彼らは現地妻が妊娠するや、国技の「逃亡」を決め込んだ。そして生まれた子供が〈ライダイハン〉だ。その数は3000とも1万ともされる(p175)
・韓国の遠洋漁業船の乗組員は、南太平洋にある国家キリバスに「売春」という文化を伝えた。彼らが狙うのは、貧しい家庭の幼い少女だ。やはり女性が妊娠すると逃げ、性病を置いてきた。キリバスでは不道徳人間を〈コレコリア〉と呼ぶようになった(p177)
・カンボジアは数次にわたり、「韓国人男性との結婚不許可」の措置を講じた。しかし、斡旋業者は、次から次へと貧しい国の市場を開拓しているようだ(p188)
・韓国の食堂では・・客が残した品々が使い回しされるのも当たり前だ。ソウル市は「使い回しを4回摘発された店は営業停止処分にする」との条例を制定した(p196)
・13年夏に公表された『慰安所管理人の日記』には、管理人(朝鮮人)が、朝鮮人慰安婦から頼まれ、その預金から600円をおろし、慰安婦の実家に送ったことが記されているという。戦時中、陸軍大将の賞与込の月収は550円だった。大尉は155、徴兵の二等兵は6円だった(p72)
・実は「従軍慰安婦」という用語は、日本の左翼が創作した。「性奴隷」という言葉も日本の左翼弁護士が、国連の関係機関に売り込んでから表に登場してきた。日本に対して「慰安婦への謝罪と賠償」を求める韓国の運動とは、反日日本人に先導かつ扇動されてきたのだ(p74)
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▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★★★(93点)
目次
序章 妄想と非常識に巻き込まれた日本
第1章 「自由と民主主義」の価値を同じくしない国
第2章 恥を知らない国際非常識国家
第3章 反日ならすぐにバレる嘘でも吐く
第4章 世界から軽蔑される哀れな反日病
第5章 歪みだらけのオンリー・イン・コリア
第6章 呆れかえるウリジナルの暴走
第7章 本当に恐ろしい人間差別大国
第8章 「売春輸出大国」の鉄面皮
第9章 わかりあえない不衛生・不法・不道徳
第1 0章 反撃の種「対馬」の仕込み方
終章 官邸、皇居の耳目役への警鐘
著者経歴
室谷 克実(むろたに かつみ)・・・1949(昭和24)年東京都生まれ。評論家。慶應義塾大学法学部を卒業後、時事通信社へ入社。政治部記者、ソウル特派員、宇都宮支局長、「時事解説」編集長などを歴任し、2009年に定年退社。以後、評論活動に入る
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