「グイグイ力」井上 三太
2018/06/11公開 更新
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【私の評価】★★★★☆（88点）
■ヒップホップなマンガを描いている
井上 三太さんの一冊です。
グイグイ力とは
自分のやりたいことを
グイグイ現実化させる力のこと。
グイグイ力がないと、
やりたいことは起こらない。
グイグイ力のある人が、
仕事も恋も結果を出すことが
できるのです。
・仕事、恋愛においてこの「グイグイ力」が
足りないために多方面で成果が実らない例を
とみに目にするにつけ、
「グイグイ力」の必要性を・・説いていく
必要性を感じたのが2018年・・（ｐ3）
■面白いところは、
著者が渋谷でＴシャツやグッズを
販売していたこと。
やりたくて始めた仕事ですが、
やってみると経営者としての
判断が求められます。
売れるものを売るのか、
自分の好きなものを売るのか
経営者として悩む日々だったようです。
経営者としては
自分のビジョンとソロバンのバランスを
取ることが求められたのでしょう。
・ブランドにスタッフがたくさんいた時、
僕が作りたいものとスタッフが
今こういうのが流行ってるからやりましょう
よっていうせめぎ合いをずっとしてました・・
僕自身が絶対に着たくないってものは
作らなかった（ｐ85）
■井上さんの好きを極めるというか、
こだわりというか、
行動力が印象的でした。
現在は、悔いのない人生のために
ロサンジェルス市のハリウッドで
活動しているそうです。
井上さん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・"グイグイ"押しの強い人、
"アツ"があって、
あつかましい人物を指して
「あいつは"グイグイ力"があるよね！」
といった具合・・（ｐ3）
・例えば大御所の先生で、
この時代はもう本当に寝ずに描いたから
何描いてるか覚えてないっていう絵が
いい絵の場合があるんですよ（ｐ16）
・漫画家を目指す・・
絵を描くのが好きで、ちょっとの才能があれば
後は"なりたい"という気持ちが強い人が
結局なるんじゃないかと思います（ｐ18）
・自分自身がこれは面白いって思った
出来事があって、それを紙にアウトプットして
物語にするっていうのが漫画だと思います（ｐ24）
・いろいろとアイデアが沸いたり、
刺激を受けたりするので
本屋に行くのが好きです（ｐ26）
・若いスタッフにも本を読むって
面白いよって言った事があるんです。
でも、習慣がない人は、
なかなか読んでくれないですね。
読めば世界が広がるのに、
正直惜しいなと思いますよ（ｐ28）
・人生た好きなもので組み立てていくべきだし、
それが楽しいと思う・・
もちろん"苦しい"ですよ。
でも"苦しい"の中に
"面白い"があるんです（ｐ39）
・一番カッコ悪いなと思うのは言い訳ばっかりしてる人。
編集者からＯＫが出ないから漫画描けないんだとか、
忙しいからネームも作れないんだとか。
やる人は黙っててグイグイやっていくんだと
思います（ｐ43）
・自分としてはやりたいことをやっていて、
かつっと正解に向かっているはずなのに、
世間が認めなかった時にどう思うかですよね（ｐ74）
・どんなに有名になったって、
どんなに成功したって死んじゃうんだから・・・
別に高級じゃないけどおいしいもつ焼き屋があって・・
食べながら楽しく友達と飲んで、
「あ～幸せだなー」って思う瞬間を大事に
していけばいいんじゃないかな。
それが"幸せ"じゃないですかね？（ｐ109）
・はっきり「エッチしたい！」と言えば
「あっ、エッチしたいんだ」って
エッチさせてくれる人が
出てくるかもしれないですよ・・
ちゃんと思っている事を言わないと
だめですよ（ｐ115）
・赤塚不二夫さんの女の落とし方、
テクみたいなのを本で読んだら、
赤塚さんはまず10人ぐらいの
男女と関係なく話しながら飲んで、
その中で話の合う人がいたら
絞り込んでいって
口説いていくって書いてあった。
顔で判断していないんですよ（ｐ76）
・ぼくのリスニング勉強法は
iPhoneにオーディブルというKindleの
しゃべる版をダウンロードして
好きな本を聞いています（ｐ124）
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【私の評価】★★★★☆（88点）
■目次
第1章 「好き」を極めるグイグイ力
第2章 夢をかなえるグイグイ力
第3章 「好き」を広げるグイグイ力
第4章 楽しく生きるためのグイグイ力
