人生を変えるほど感動する本を紹介するサイトです
本ナビ > 書評一覧 >

【書評】「決まりかけた人生も180度逆転できる!―自分が「報われる」働き方!」江上 治

2026/03/24公開 更新
本のソムリエ
本のソムリエ メルマガ登録[PR]

「決まりかけた人生も180度逆転できる!―自分が「報われる」働き方!」江上 治


【私の評価】★★★★☆(86点)


要約と感想レビュー


お叱りを受け止める

著者はサラリーマン時代に保険代理店を支援して、支援先が全国1位を獲得するなど成果を出しています。ファイナンシャルプランナーとして独立後は、経営者を対象とした「1億円思考倶楽部」を主催し、保険営業でトップクラス実績を出しているのです。


しかし、そんな著者でも、窮地に陥ったことがありました。この本に書いてある一つ目は、保険営業をしていたときに、お客様から「保険を売って、金を儲けるようなことしか考えていない。君には魅力を感じないよ」と言われてしまったことです。


著者はそれから、仕事の理念を「お金で困る人をなくする」として活動するようになったという。つまり、保険を売るのが仕事ではなく、相談者がお金に困らないように働き方や生き方を共に考えていくことを仕事の中心に据えたのです。


「自分の欲望だけでお金もちになった人」と「人を幸せにして結果的にお金もちになった人」の二通りのタイプがいる(p41)

窮地を抜け出すコツ

二つ目の著者の窮地は、多額の借金を背負ったときです。


著者が信頼する経営者に相談したところ、「顧客を経営者に絞りなさい」と助言してくれて、お客様になりそうな経営者まで紹介してくれたのです。顧客を経営者に絞ったら、その後は、借金など問題にならないくらい利益が急上昇したという。


つまり、著者が言いたいのは、自分で解決できそうもなければ、「相談」してみる、助言を求めるということです。


しかし、なぜ多くの人が素直に人に助言を求めないか?著者が感じるのは、「恥ずかしい」からではないか、恥ずかしいから黙っているのでは、チャンスを失ってしまうと著者は警告するのです。


著者の経験では、助言を求めることは「恥ずかしい」ことの正反対で、相手にしてみれば、偉くなったような気がして嬉しくなることなのです。


たとえば会社の尊敬できる上司に話を聞くとか、相談をしてみる・・自分の師匠になってくれる人を探し、その人に教えを乞う(p38)

成功する一流のコツ

この本では、成功するコツが説明されています。そのヒントは、一流選手の親の特徴です。それは「真似」だというのです。


「面白そうだな!」と真似てみて、それがうまくいえば、自分の成功パターンとして継続する。


例えば、宅急便は、小倉昌男社長が、米国のフェデラルエクスプレスや、牛丼の吉野家の商品の絞り込みを真似たもの。美容チェーン「EARTH」の國分利治社長が運営している美容室の大型店舗も、アメリカの美容室の大型店舗を真似たものだというわけです。


だから、ゴルフをしたり、海外旅行したり、いつもと違う環境で、いつもと違うことをして自分に刺激を与えるのです。本を読むのも、人脈を広げるのも、実は「真似のできる見本」を探すためだというわけです。


私も、困ったことがあれば本に聞く。たとえば講座を1つ開催するようなことがあれば、関連する本を50冊くらい通し読みする(p128)

自分が勝つのではなく相手に勝たせる

著者の助言は、サラリーマンなら上司を勝たせること。上司が勝つことで、貢献度として部下が引き上げられるのです。経営者なら、お役様を喜ばせること。お客様の利益の一部が自分に返ってくるのです。


極端な例では、バス釣りで日本一になった保険の営業マンには、バス釣りのファンが集まり、自然と保険が売れていくという。


だから、著者の助言は、どういうことをしたとき、自分はお客様に喜ばれるか?探求することです。自分が勝つのではなく、相手が勝つことで、自然と助けてもらえる自分になるのが勝つコツというわけです。さらに、自分も満足感を持つことができるものであれば、最高です。


もし何もできないのであれば、「あんパンでもなんでもいいからお土産を持ってお客様に会いにいけ」と著者は社員にアドバイスしているという。


なかなか本質のところを突っ込んできたなと感じました。江上 さん、良い本をありがとうございました。


無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信)
3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。

この本で私が共感した名言


・たとえばたくさんのビジネス書を読み、一人くらい「いいことを言うな」という人物を見つけたら、ネットなどを調べてその人が主宰するセミナーに行ってみる(p108)


・人間関係に困っているなら、人間関係の本を5冊くらい読んでみる(p129)


・「そう言われても、使えるお金なんてそれほどない」と思うかもしれない。しかし、「使えるお金が少ないからこそ、必要なことにお金をきちんとかけるべきでは?」と私は思う(p134)


・無理を課すのでなく、「確実に自分にできること」で「今までやらなかったこと」や「なかなかできなかったこと」を一つずつ押さえるようにしていきたい(p189)


▼引用は、この本からです
「決まりかけた人生も180度逆転できる!―自分が「報われる」働き方!」江上 治
Amazon.co.jpで詳細を見る
江上 治 (著)、三笠書房


【私の評価】★★★★☆(86点)


目次


1章 逆転のための第一歩―今「できること」がこれだけある
2章 「報われる努力」と「ムダな努力」の違いは
3章 直面する壁に動じない「タフな自分」をつくる
4章 「目標地点」を持つ―どのように将来像を描けばいいか
5章 「飛躍」を確実にするために―小さな枠を吹き飛ばす生き方
BONUS TRACK この「行動記録表」で、自分の指針が定まる!


著者経歴


江上治(えがみ おさむ)・・・株式会社オフィシャルインテグレート代表取締役。1967年、熊本県天草市生まれ。富裕層専門のカリスマ・ファイナンシャルプランナー。サラリーマン時代には大手損保会社、外資系保険会社の代理店支援営業において、新規開拓分野にて全国1位を4回受賞し、最短・最年少でマネージャーに昇格を果たす。起業後は、保険営業を中心としたFP事務所を設立。中小企業のコンサル業務も展開


この記事が参考になったと思った方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
 にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ


ブログランキングにほんブログ村



<< 前の記事 |

この記事が気に入ったらいいね!

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

この著者の本


コメントする


同じカテゴリーの書籍: