【書評】「社員幸福度 Employee Happiness 社員を幸せにしたら10年連続黒字になりました 」桑野 隆司
2018/04/01公開 更新
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
社員を大切にしたら良くなった
初めての就職先で、人間関係がばらばらになって職場崩壊して、著者は独立起業することになります。
ところが、独立して作った会社でも、資金繰りが厳しく社長の自分がイライラすることで社員が離れていきました。
著者は「これではまずい!」と考え直し、社員を大切にすることを会社のビジョンにしたら、会社が良くなっていったというストーリーなのです。
サンクスカード・・社員同士がお互いの行いに対してカードを贈り合うというものがあります(p155)
サプライズ企画を行う
具体的には、社内でパーソナリティの交換をしたり、サンクスカードを送るようにしました。お互いを知り合うことができれば、「私もここにいる人たちと同じだ」という社員の仲間意識が強化されるのです。
また、ハッピーサプライズとして、社員の誕生日や結婚やアルバイトの退社などで、日常的に小さなサプライズ企画を行っているという。
社員から要望のあった、「帰省手当て」も制度化したという。
アルバイトも仲間だから「ピアズ卒業式」・・学校の卒業式とは別に「ピアズ卒業式」を行います(p173)
人間関係が一番大切
実は、職場は業績も大切ですが、人間関係が一番大切なのです。人間関係さえしっかりしていれば、みんなで助け合える。人間関係が悪ければ、逆に足を引っ張られる。
組織は結局、人間関係なのかもしれません。桑野さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「リーダーだから完璧でなくてはいけない」と気負うのを一旦やめること。それが理想のリーダーを目指す第一歩になります(p19)
・モチベーション・・"自分の成長が実感できる""仲間と分かり合える、助け合える""人から感謝される"(p25)
・私は自分が弱く不器用な人間で、未完成なリーダーだと自覚していますが・・信念の強さは、他の社長さんにも負けていないと自負しています(p70)
・毎月はじめに「今月はこの計画をここまでやります」というアクションとKPIを一人ひとりに出してもらいます・・(p212)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
目次
プロローグ 社員が幸せなら、会社も幸せに「ハピネスサイクル」が高収益企業をつくる
第一章 新時代のリーダーと組織
第二章 小さな会社の大きな志 ? ピアズのヒストリー ?
第三章 社員幸福度(EH)とはなにか?
第四章 社員幸福度(EH)を向上させるための取り組み
第五章 ES / EH マネジメントによる経営モデル
エピローグ これからのピアズが目指すもの
著者経歴
桑野 隆司(くわの たかし)・・・株式会社ピアズ 代表取締役。1976年、京都市生まれ。名古屋商科大学大学院修士号取得。学生時代から携帯電話販売の経験を積み、2005年に株式会社ピアズ創業。通信業界のセールスプロモーション事業から適正販売や組織活性化に向けたコンサルティング事業を手掛ける。2016年には、環境変化に強い組織づくりと人材マネジメントによる企業の柔軟性とイノベーションを評価され、ベンチャー企業初となる日本経営品質賞を受賞する。2017年には、社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業に贈られる、ホワイト企業大賞を受賞する。
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