「男の価値は年収より「お尻」! ?」サンドラ・ヘフェリン、流水りんこ

【私の評価】★★★★☆（80点）

要約と感想レビュー

■日独ハーフのヘフェリンさんが教える
　ドイツの恋愛事情です。

　ドイツでは学歴や年収よりも、
　野生的な男性が好まれるらしい。

　マッチョでワイルドな
　男性がモテるのです。

　女性もラテン系の
　ノリノリの女性がモテるらしい。

・ドイツの女性は男性に学歴というよりも「オスとしての魅力」（それは筋肉だったり、形の良いお尻だったり、においだったり）を求めがち・・（ｐ69）

■そして、ヨーロッパは
　「カップル社会」です。

　日本のように「お一人さま」で
　喫茶店や飲食店にいると、
　変人と見られるらしいのです。

　日本人が一人でヨーロッパに行くと
　すぐにナンパされて
　カップルになってしまうんだろうなあ・・。

　あと、ドイツ人男性は、
　黒髪のストレートヘアが
　お好みのようですよ。

・ヨーロッパでは、アフター5も週末も会社のクリスマス会（日本でいう忘年会のようなもの）への参加も「パートナーと一緒」のものも多いのです（ｐ60）

■私はスイスに半年滞在経験があり、
　ドイツにも足を運んだことがあります。

　現地では、仕事は覚えましたが、
　恋愛事情はよくわかりませんでした。

　こうした本を読んでおくと
　びっくりすることが減るのかも
　しれませんね。

　ヘフェリンさん
　良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・パートナーがいない　もしくはパートナーがいても一人で行動する人間は「変人」って思われる可能性大（ｐ48）

・ドイツ人ってにおいとかフェロモンを大事にしていて・・「相手とはにおいも含めた相性なるものが合わないとダメ」（ｐ11）

・ノリがいいラテン美女がモテます・・元気でぶっとんだ系の女性（ｐ18）

・「黒髪ロングのストレートヘア」の日本人女性はドイツ人にとって永遠の憧れなのです（ｐ121）

・ドイツ人を含む欧米人全般は、恋愛相手やパートナーを探す時、無意識に「自分と並んで絵になる相手」を探しているような気がします（ｐ59）

・物をプレゼントされることや奢ってもらうことについ「私は「買われた女」ではないのよ」とか「なんだか義務や責任を感じて嫌だわ」という発言がドイツでは目立ちます（ｐ92）

・恋愛に関しては「おつき合いして下さい」って言わないんですよ。なんで？相手のことをあまり知らないうちにパートナーになろうとか言えないっていうか（ｐ24）

・ドイツでは比較的気軽に恋人を両親に紹介しますので、クリスマスを彼の家で過ごしたからといって、イコール結婚だという認識では必ずしもないのです（ｐ32）

・12歳になれば性教育はもちろんコンドームやピルについてもみっちり習わされますよ・・避妊グッズを持たせたりする（ｐ44）

・クリスマスのプレゼントを渡す時には領収書も一緒に渡すのがドイツの最近の主流です・・プレゼントが趣味やサイズが合わなかった時に交換できるように（ｐ91）

・不倫の慰謝料は発生しない・・浮気されたのは相手を繋ぎ止めておけなかったアンタが問題なのよ　と言われるのがドイツの風潮ですね（ｐ105）

・「夫は粗大ゴミ」・・「老後は旦那抜きで私が楽しむんだ！」・・ドイツにおいてこの手の話をすると・・「旦那の死を待つひどい女だ！」と激怒される可能性があることすら視野にいれておかなくてはいけません（ｐ55）

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目次

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