「シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識1on1ミーティング― 」世古詞一
2017/11/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
■毎月30分の部下との対話を
お薦めする一冊です。
部下との対話は部下を理解し、
信頼関係を作らなくてはなならない
上司として大切な仕事です。
その対話を仕組みとして
月1回30分行うのです。
・対話の目的は、「部下との信頼関係づくり」や
「部下の不安の解消」「部下の心身状態の確認」
など、部下自身に関すること・・(p27)
■最初のミーティングは、
部下を知ることや、
信頼頼関係づくりから始めます。
次は仕事の方針伝達や改善の相談。
職場の悩みやキャリアの相談など
気軽にしてもらう環境を作ります。
もちろん部下のデータは
記録として残し、
引き継げるようにしておきます。
・ミーティングの内容を
個人データベースとして
残すことです(p174)
■私も会社の対話の
インターバルの間に対話の機会を
増やすことにしました。
対話は多いほうがいいですが、
急に増やしても
負担増になりますから
ちょっとだけ対話を増やします。
世古さん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・退職者に共通した隠れた退職理由が
ありました。それは、
「悩んだときに相談する人がいなかった」
ということです(p29)
・優秀な部下にはどのようなことに
注意して接すればよいのでしょう?
基本的には「今後やりたいことの把握」と
「会社視点を持ってもらうこと」(p55)
・いったい、何を話したらいいんですか?
信頼関係づくりステージ
プライベート相互理解
心身の健康チェック
モチベーションアップ
成長支援ステージ
業務・組織課題の改善
目標設定/評価
能力開発/キャリア支援
戦略・方針の伝達(p75)
・最高のほめ方・・・
自分でほめるポイントを見つけていくこと、
そして他の人がほめていた内容を
覚えておくことです(p107)
・能力開発とは
すでにある能力を自覚させること(p140)
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【私の評価】★★★★☆(83点)
■目次
第1章 なぜ、今1on1ミーティングで人も会社も変わるのか
第2章 1on1ミーティングで何を話すのか
第3章 1on1ミーティングで何を話すのか
第4章 1on1ミーティングを始めてみよう