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「たった3台の中古自販機から年商30億円企業に!:100円玉で人生の「放浪者」から「成功者」になった私の転身術 」松岡 祥一

2017/07/19公開 更新
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たった3台の中古自販機から年商30億円企業に!: 100円玉で人生の「放浪者」から「成功者」になった私の転身術


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

■最近、よく見かける100円ジュースの
 自動販売機を設置している会社の
 創業者の一冊です。


 スタートは、中古自動販売機を
 買い取っての副業からでした。


 それまで仕事に打ち込めず、
 転職を繰り返していた著者は、
 この自動販売機事業が大好きになり、
 工夫をこらしました。


 ジュースを安く仕入れることで、
 価格を100円にしました。


 自販機を設置させてくれた人への
 ロイヤリティを月最低でも
 2万円保証としました。


・「スーパードリンク」では、メーカーの過剰在庫のペットボトル飲料を原価30~40円で仕入れていました。そこで、100円に設定したとしても、1日10本売れれば赤字にならない(p39)


■100円ジュースを売ることで
 みんなから喜ばれました。


 自動販売機が売れるので、
 製造メーカーから喜ばれる。


 収入が増えるので
 自動販売機を置いてくれる人から
 喜ばれる。


 過剰在庫の飲料が処分できる
 飲料メーカーから喜ばれる。


 安くジュースが飲める
 お客さんから喜ばれる。


 100円自販機ビジネスは、
 自分も関係者も儲かる
 五方よしの商売だったのです。


・相手を設けさせれば、10倍のリターンが返ってくる・・ドリンクを仕入れるメーカーとの交渉するときも、値切りすぎないようにしています(p145)


■100円ショップがヒットしたように
 100円という価格設定が
 良かったのだなと感じました。


 事業が大きくなるにつれ、
 著者は経営者として、
 そして人間としても
 大きくなっていったようです。


 松岡さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・知り合いが持ってきた話・・中古で15万円の自販機を買い、どこかに置かせてもらう。販売するジュースや釣り銭の補充はこちらでする。土地を貸してもらっている方には土地の使用料を払えばよい(p26)


・半年以上も悩んでいるときに、ある人から手渡されたのが、松下幸之助さんの『経営問答』という本でした・・なぜ成功者は口を揃えて「本を読め」というのかがことのとき初めてわかったのです(p164)


・「兄ちゃん、がんばりや」と声をかけてくれたお客さんとも接する機会がなくなり、仕事の内容は書類にサインをしたり・・あれほど楽しかった仕事が、つまなくてたまらなくなってしまったのです・・最終的には福岡営業所だけを残し、会社を売却して沖縄に移住しようと決意したのです(p115)


・夢や目標を見つけるために、誰でもできることが一つあります。それは、興味を持ったら行動を起こしてみるということです(p46)


・チャンスは誰のところにも訪れるものだと思っています。ただ、夢がないと、せっかくのチャンスに気づかず、お金を浪費してしまうのです(p59)


・起きたことを悔やんでばかりいても、仕方ありません。私は「神さまが、あえて試練を与えてくれているんだ」と考え、乗り越えるようにしています(p90)


・これまでお世話になった人30人をリストにしてみよう・・次に、その30人の方それぞれに対して、自分が今できることを考えます。そして、そのできることをすべて実行するのです(p176)


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▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★★☆(85点)


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目次

第1章 たった3台の自動販売機からスタートした
 ―夢を持つことの重要性
第2章 3倍働いて2倍遊べ
 ―夢を叶える仕事術
第3章 100円玉を100倍に増やせる人
 ―成功する思考法
第4章 応援される人、されない人は3秒でわかる
 ―夢に近づく人間力
第5章 「幸せ自由人」になる方法
 ―自分を成長させる方法


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