「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか 」金沢 優
2017/07/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
■革新的に英会話ができるようになる
英会話スクールの手法を
物語形式で教えてくれる一冊です。
日本人は受験のために
英語を勉強しているので、
英会話ができない。
社会人になってはじめて
仕事で英語を使うことになり、
英会話ができない自分に落胆するのです。
・日本人は、形容詞を日本語訳と
一緒に覚えている・・・
乱暴な教え方だと思わないのか?・・
感覚を合わせることが大事なんだ(p226)
■英会話を目的にするなら、
身近にあるものを
すべて英語に変換してみること。
聞き取りでは、
日本語に変換せずに
単語の意味合いを覚えること。
英語を話すなら
よく使う表現を繰り返して
自然に口から出るようにすること。
・英語の本を読め。
英語力を付けろ。
『語順』を頭に刻め。
そして聞け。
それこそ毎日。大量にな(p251)
■受験勉強と英会話の勉強は
目的がちがうので
やり方もちがうことがわかりました。
笑いのセンスが素晴らしく
面白い本でした。
金沢さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・英会話を始めるに当たって
明確にしなくてはいけないのは、
自分のゴールなんです・・
人によってゴールはそれぞれです(p66)
・100の表現を知っていても、
口に出せるのはせいぜい一から五だ・・
まずは口から出す練習をして、
その比率を上げることだ(p153)
・『みる』にもいろんな『みる』があります。
『look』と『watch』と『see』以外に・・
ちらっと見る感じが『glance』、
じっと見る感じが『stare』や『gaze』(p190)
・ネイティブに向かって、
『I cook salad』と言うと、
変な顔をされます。
何故なら『cook』は熱を使う場合に
限られるんです。だから、
サラダには使えないんです。その場合は、
『make』を使ったりします(p138)
・話せるかどうかは全部てめーが練習するか、
しないかなんだ・・やるのはてめーだ。
うちらじゃない。一昨日来やがれ!(p49)
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【私の評価】★★★★☆(83点)
■目次
一章私たちは英語を話せない
二章私たちは英語の話し方を知らない
三章私たちは英単語を知らない
四章私たちは発音ができない
五章私たちは動詞が使えない
六章私たちは形容詞が使えない
七章私たちはリスニングができない
八章私たちは疑問文ができない
九章私たちは英作文しかできない
終章私たちは英語を話せるようになる
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