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「マンガで読む嘘つき中国共産党」辣椒

(2017年3月29日)|本のソムリエ
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マンガで読む嘘つき中国共産党


【私の評価】★★★★☆(80点)


■共産党・左翼勢力の目標は、
 あらゆる手段を用いて国家転覆、
 いわゆる革命を達成することです。


 そのためにマスメディア、教育等を
 含めた情報戦を行っています。


 情報戦の危険性を知っているためなのか
 中国では表現の自由がありません。


 著者は中国で風刺マンガを書き、
 当局による勾留・身の危険を感じて
 日本に滞在することになったのです。


・2016年9月9日、私の風刺漫画※をリツイートした人が10日間も勾留されました※(次頁参照)(p11)


■著者は、海外に出ることによって、
 中国が国民を洗脳していることに
 気づきました。


 貧しく抑圧された台湾、
 軍国化する日本とは
 中国自身のことだったのです。


 もちろん、そのような
 本当のことを言う人は
 中国では生きていけないのです。


・小学校では、台湾は「悲惨な地域」と教わりました・・騙された!貧困・抑圧・卑怯者・泥棒・・ぜんぶ共産党のことじゃないか!共産党の歴史歪曲に怒りを感じて来ました・・統治のために意図的に人民を騙すなんて!(p94)


■人民を恐れるがゆえに、
 情報を統制し、
 反日教育を行う中国に
 恐怖を感じました。


 ヒトラー政権下のユダヤ人も
 同じような恐怖を
 感じていたのでしょうか。


 辣椒(ラー・ジャオ)さん、
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・2014年末の集計では、TVドラマの半分が抗日劇でした・・日本鬼子をやっつけろ!・・抗日劇は安全で儲かるビジネスです(p64)


・共産党の指導者になれるのは躊躇なく人民を殺せる者だけ・・・胡錦涛もチベットでデモ隊を虐殺して出世しました(p139)


・解放軍の現役士官と話したことがあります・・賄賂・汚職があまりに酷くて・・でも、中国はどの業界も同じでしょ?解放軍は別格だよ!・・入隊して驚いたのはすべての階級に"定価"があるってこと(p128)


・もし"変革"が起きたら・・これは権力を持つ者がもっとも恐れていること・・だから政治家や役人は、いざという時に備えて、海外に脱出ルートを確保しておこうとする(p25)


・共産党は最悪ですが、じつは国民党も似たり寄ったり・・大戦後、台湾の人々は国民党に期待を寄せていました・・ところが国民党は台湾人を徹底的に弾圧しました・・天安門事件と同じ!(p95)


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▼引用は、この本からです。

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【私の評価】★★★★☆(80点)



■目次

激辛の唐辛子
その熊猫、凶暴につき
熊猫の撃退法
現代の皇帝・習近平
ネットの独裁者
恐るべきマトリックス
抗日神劇のウラ
抗日映画の憂鬱
ファシストは誰か?
辣椒、台湾へ行く
春節聯歓晩会の政治学
人民解放軍の内幕
わたしはなぜ戦うか


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