「社員をホンキにさせるブランド構築法」一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会
2016/06/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■私の働く会社でも最近、
ブランド構築チームが
活動しているので手にした一冊。
やはり、ブランド構築で大切なのは、
その商品・サービスも大事ですが、
社内でいかにブランドを浸透させるのか
ということでしょう。
なぜなら、どんなに良いブランドも、
社員の言動や思いがバラバラでは
信頼されるブランドとならないからです。
・ブランディングをチームで行い、
これを企業全体に浸透させていくことを
「チームブランディング」と呼んでいます(p3)
■気になったのは、
「やるべきこと」だけでなく、
「ダメなこと」も考えること。
プラスとマイナスを
しっかり規定することで
すべての社員にわかりやすい
説明ができるのでしょう。
社員全員が一貫性のある
方針のもとに活動することで、
確固としたブランドが構築できるのです。
・推奨規定・禁止規定
~やるべきこと・ダメなこと~
横軸の「ヒト」「ワザ」「コト」「モノ」
それぞれに・・列記していきます(p122)
■後半の他社のブランド構築例で、
イメージが湧きました。
ブランド構築によって、
会社の一体感が強化される。
私の会社もコンサル会社か協会から
同じようなアドバイスを受けながら、
ブランド構築活動をしているのだと感じました。
ブランド・マネージャー認定協会さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分たちの商品やサービスを差別化し、
付加価値を付けることで、
いかに自社の価値を顧客に浸透させていくか
というプロセスがブランド戦略(p22)
・ブランド・イメージに関する情報は、
常に一貫して
発信されなければならない(p36)
・ブランド構築のルール
1 ブランドの強さを追求する
2 ブランドの軸がブレないようにする
3 製品の基本価値以外の価値を構築する
4 ブランド体験をトータルで考える
5 ブランド構築はマーケティングであると認識する
6 長期スパンで考える(p56)
・温泉旅館のチームブランディング・・
「神秘なる諏訪湖に心癒される宿」を
ブランディング・アイデンティティとして
ターゲットを50代~70台の女性にフォーカス(p155)
・マーケティングの目的とは、
わかりやすく言えば、
リピート顧客を創造することです(p48)
同文舘出版
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【私の評価】★★★★☆(84点)
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■目次
Part1 ブランドの目的と定義を知る
Part2 チームブランディングとは何だろう?
Part3 チームブランディングのステップ
Part4 チームブランディングを実践で学ぼう
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