「確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術」岩本 俊幸
2010/09/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(95点)
■驚きの一冊でした。
本書の中では、
広告A、B、Cの反応は・・・
B>A>C。
広告Aでは来店154組。
広告Bでは来店 76組。
反応0の広告はコレ。
こうした具体的な広告例と、
そのデータが示されているのです。
「広告はいくつか作って、データを取りましょう」で
終わる本が多いのですが、
実験の結果まで載せるとは・・・。
・「コピー中心の広告を打っても、反応が少なくなってきている」
「コピーで煽ると、なぜかクレームの多い客が増えてきている」
(p75)
■さらに、そうした実験から導き出した広告の型。
つまり広告に必要な5つのセクションと
その実例が示されています。
これらを組み合わせることで、
効果的な広告が作れるわけです。
つまり、この本では、結果を出す広告は、
職人芸ではなく理論と型、そして経験に
裏打ちされている。
■広告業界のことは良くわかりませんが、
ここまで出して大丈夫なんでしょうか。
また、ここまでやるならプロに頼んでもいいのかな、
とも思いました。
岩本さん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・広告会社の中で、自社の広告を
実施している会社をあまり見かけない。
ましてや自社の商品・サービスの
レスポンス広告を実施している広告会社は、
きわめて少ないように思う。(p7)
・ウオンツは高いがニーズは低い・・・
ターゲットはどのような気持ちを
抱いているのだろうかを
推測してみた(p164)
・何年もの間、定期的に配布し続けているチラシ・・・
初進出のエリアでは、ほぼすべての住民が未認知客・・・
顧客階層であるマインドシェアの割合を
意識して広告を打つ(p194)
確実に販売につなげる 驚きのレスポンス広告作成術 (DO BOOKS) | |
岩本 俊幸 著 同文館出版 2010-09-03 売り上げランキング : 12 おすすめ平均 広告屋さんは本当に読ませたくない本 広告作りとは深かったんだなぁ 掘り出し本みっけ Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【私の評価】★★★★★(95点)
■著者経歴・・・岩本 俊幸(いわもと としゆき)
イズ・アソシエイツ代表取締役。
平成3年、広告制作会社を設立。
現在、20名の社内スタッフと社外スタッフを率いる。
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