「実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書 」鈴木 博毅

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実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書

【私の評価】★★★★☆(82点)


■「孫子」とは、古代中国の呉の
 軍師だった孫武が書いた
 戦争に勝つためのコツです。


 勝てるときに攻め、
 負けそうなときは攻めない。


 リスクは最小限するように
 事前の準備に集中する。


 勝ち負けにこだわるのが
 孫子らしいところです。


戦うのは有利なときだけ
 勝利を100%確信できる状態のときだけです。
 それ以外のときはどうすればよいのか?・・
 戦わない決断をし、やめる勇気を発揮して、
 逃げることに専念するのです(p27)


■やる気のない兵士を
 いかに戦わせるかということも
 大事な技術です。


 逃げようとする兵士がいれば、
 後ろから射殺する。


 機関銃陣地の兵士は、
 逃げないように
 鎖でつないでおく。


 日本にはない
 苦労があるのですね。


・いったん任務を授けたら、二階にあげて
 梯子をはずしてしまう
ように、
 退路を断ってしまうことだ・・
 このように全軍を絶体絶命の境地に
 追い込んで死戦させる。
 これが将師の任務である(p198)


■冷徹に勝ちに徹する姿勢は、
 参考になる点があると思いました。


 また、現在の冷徹な国際関係でも
 中国は孫子をそのまま適応している
 ようにも感じました。


 鈴木さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ビジネスでは、弱いものいじめも
 立派な戦略である(p64)


・正しい勝負を選んでいるほうが勝つ。
 常に準備をしているほうが勝つ。
 始め方に工夫をするほうが勝つ。
 味方をしてくれる人が多いほうが勝つ
 優れた軍師がいるほうが勝つ。・・
 幸運に頼らない体制を創り上げることです(p58)


・敵の攻撃がないことに期待をかけるのではなく、
 敵に攻撃の隙を与えないような、
 わが守りを頼みとするのである(p68)


・依存を脱する5つの方法
 1 万一の場合への別案を準備しておく
 2 前日までにリスクを限界まで解消しておく
 3 目標を複数持ち、並行して追いかける
 4 早く着手して、リスクを事前にあぶり出す
 5 1つではなく、いくつもの強みを育てておく(p69)


・新規事業の検討会で、
 あえてやらないことを選択できるか。
 長年赤字だが努力した事業から、
 撤退することを選べるか(p94)


・人がうらやむ人生を送る人は、
 機会を活かすことが上手な人です。
 彼らは時給で仕事をする人をしり目に、
 機会で大きくのし上がるのです(p170)


兵士を戦いに駆りたてるには、
 敵愾心を植えつけなければならない

 また、敵の物資を奪取させるには、
 手柄に見合うだけの賞賜(しょうし)を
 約束しなければならない。(p185)


・生き残れ、かならず生き残れ。
 そうすればかならずチャンスはある(p218)


実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書
鈴木 博毅
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【私の評価】★★★★☆(82点)



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■目次

序章 世界最高峰といわれる『孫子』を使いこなすには?
第1章 なぜ、勝てない戦いに挑むのか?
第2章 なぜ、根拠もないのに勝てると思うのか?
第3章 なぜ「戦わずに勝つ」方法をとれないのか?
第4章 なぜ、勝てるタイミングを逃してしまうのか?
第5章 なぜ、兵の「実力」を引き出せないのか?
巻末付録 孫子をさらに詳しく学びたい方へ 成り立ちと特徴を分析する



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