「「空気」を変えて思いどおりに人を動かす方法」鈴木 博毅
2013/11/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
■日本人は空気に流されるときがあります。
良く言えば、均質。
悪く言えば、プロパガンダに左右される。
例えば、虚偽表示が悪いといえば、
徹底的にこれをマスコミが叩き、
国民の頭の中はそのことだけ。
虚偽表示はマスコミの
最も得意とするところではありませんか?
・難読漢字が読める政治家が
よい政治家、ではない(p62)
■この本では、空気を動かすためには、
選択肢を増やすことを勧めています。
選択肢を増やすことで、
合理的な判断ができる雰囲気を作るのです。
思い込みが強すぎると、
選択肢があまりに狭まってしまう。
これしかない・・・
という思考になってしまうわけです。
・限定された選択肢の「空気」から
解放されるためには、
まず選択肢の数を無理にでも増やす努力をします(p232)
■空気を悪いものと考えず、
うまく空気を作っていくとだと思いました。
日本人の性格はそう変わりませんので、
そうした性格を利用していきたいものです。
鈴木さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・あなた、私と仕事とどっちが大事なの?・・・
重視すべき相手は、中国かインドか?」
この質問の欠点も同じです。
そもそも二つが対立する選択肢として成立するのか・・(p81)
・●なぜ彼は営業成績が悪いのか?
この問いでは、成果を出せない営業マンひとりが
責任追及されてしまい、・・・
●なぜ彼の営業成績を、君は伸ばせていないのか?(p116)
・家庭内のゴミ捨てを、
夫は単なる義務と捉え、
妻は夫の愛情のバロメータと捉えるほどの
隔たりがあります(p102)
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
■目次
プロローグ 「空気」とは何か?
第1章 「空気」を動かすことがなぜ重要なのか?
第2章 「空気」の違いを知る
第3章 「空気」を動かす方法
第4章 「空気」を読めるとは、どういうことなのか?
第5章 「空気」を動かすテクニック
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