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「あなたが抱えている個人的問題が面白いように次々と解決していく―あの世に行くのが楽しみになる本」井上 祐宏

2016/01/06公開 更新
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あなたが抱えている個人的問題が面白いように次々と解決していく――あの世に行くのが楽しみになる本


【私の評価】★★★★☆(80点)


要約と感想レビュー

「子孫へのラブレター」という手法を紹介されて、手にした一冊です。「子孫へのラブレター」とは、次のような言葉を言ってから、子孫に向けて映像でメッセージを遺すことです。


明日、目が覚めないとしたら、子孫の皆さんに伝えたいことをこれから話します。子孫の皆さんが、この映像を見ているということは「私はもうこの世にはいない」ということですね(p37)


このワークによって、人間関係の問題や経営危機を乗り越えられた人が続出しているらしいのです。例えばお金に困った経営者が、お金を人間に置き換えて、お金の子孫へのラブレターを考えたところ、経営危機を乗り越えることができたという。


確かに、自分が死んでしまえば、嫌な思い出は過去のもの。自分を良く見せようとしても、自分はもういないのです。素直に自分が生きていたときのことを反省し、感謝の気持ちを伝えることができるのかもしれません。


・「・・お母さんが見ているということは、もう私はこの世にいないということですね」と言った後、不思議といろいろな思い出が蘇ってきて、まとまりはないんですけれど、感謝の気持ちを伝えられました(p200)


死の直前に何を考えるのか、というアンケートで最も多かったのは、「もっとやりたいことをやっておけば良かった、こんなに仕事するんじゃなかった」という後悔であったという。


著者のアドバイスは、恐怖に基づいて行動するなということです。人生はゲームだから自分の愛せるゲームをしなさいということです。


ちょうど去年を振り返り、新しい年を考えているときでした。後悔しないように、「祖先へのメッセージ」をやってみたいと思います。カラオケで一人で録画すると、恥ずかしくないらしいですよ。井上さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・子孫へのラブレターを決行する際に、とても重要なのが「気楽に、練習のつもりでやる」ということです(p44)


・ある研究では、人間が一番ストレスを感じるのは「死」、そして二番目は「離婚」だそうです(p98)


・そのお墓があなた自身のお墓であり、あなたがすでに死んでいることに・・自らが死者であることに気づいたあなたは・・あなたはどんな両親のもとで生まれたいのでしょうか?(p190)


あなたが抱えている個人的問題が面白いように次々と解決していく――あの世に行くのが楽しみになる本
井上 祐宏
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【私の評価】★★★★☆(80点)


目次

序章 無料で世界最速で人生が変わる魔法のメソッドとは?
第1章 経済・金銭問題で苦しんでいるあなたへ
第2章 癒されない心の傷を背負ったあなたへ
第3章 家族の問題で悩んであるあなたへ
第4章 長年の持病を抱えているあなたへ
第5章 どんな問題にも効果的!店舗、病院、地球、司法試験...等々
第6章 生まれ変わった自分へのラブレター
第7章 大切な人を亡くした悲しみを抱えているあなたへ
終章 祈りを捧げる魂の旅の果てに



著者経歴

井上祐宏(いのうえ ゆうこう)・・・1962年東京生。早稲田大学政経学部卒業後、アメリカ、インドにて精神的探求を重ねる。帰国後、複数の代替医療関係団体の設立・運営を推進。出版&ビジネス・プロデューサーとして活躍。2009年より発達障がいの改善を目的とした一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会専務理事に就任。2014年子孫へのラブレター協会を設立。一般社団法人アートテン技術普及協会理事。一般財団法人子どもの未来支援機構理事


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