「なぜか好かれる人の話し方 なぜか嫌われる人の話し方」ディスカヴァー・トゥエンティワン
2015/06/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
■ちょっとした言い方で、
損をしている人はいないでしょうか。
この本を読むと、
あの人のことだな・・
と、思うことも。
怖いのは、
実は自分も損をしているのに
気づいていないことです。
・相手の話を「でも」「っていうか」などと否定、
もしくは言い換える・・・
習慣的な口癖になっているようです。
それだけに、相手に与えるダメージは大きく、深い。
なにしろ、相手は、毎回、少しずつ、
「あなたの言うことは不完全だ」・・
と言われ続けることになるのですから(p30)
■そういえば、相手と意見が違うと、
「いや、・・・」
と言ってしまうとか、
最後まで話を聞かないとか、
注意すべきことがあるはず。
一番いいのは、
自分をビデオに撮って
見ることです。
・「よく頑張られますね」
「よくいらっしゃいました」
「賛成です」
「あなた」
「わかりました」
「すみません」
いずれも、目上の人にはつかわない言い方です(p116)
■意識しないで言っている言葉が
あるのではないか・・
と不安になりました。
ただ、逃げていても、
何も変わりません。
こうした本を読みながら、
自分を見つめなおしたいものです。
ディスカバー21さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「これ、やってくれると、うれしいんだけどなあ」
などと、必要以上に慇懃に、用事を言いつける・・
命じる側の自信のなさです(p95)
・一般に、必要なときに叱れない上司や親は、
部下に嫌われることはありませんが、
軽視されます。(p101)
・相手が話し終わる前に、
「ふーん」「そう」と相づちを打つ・・・
ただ、それだけで、多くの人は、
「自分の話は最後まで聞かれない」・・
「私は受け入れられていない」と
感じることができます(p39)
・「ところでさ」「それより」などと、
勝手に話題を変える・・・
「あなたの話は聞きたくありません」・・
というメッセージを伝えます(p26)
・「部長が言ってました」・・
相手に伝わるのは、「あなたは間違っている」
という強烈な「脅迫」であり、
「わたしにとって、あなたは、重要な存在ではありません」
というあからさまな「軽視」です(p115)
・悩みに対し、「こうすればいい」と忠告する・・
悩みを打ち明ける人が求めているのは、
ただ、「そうですか。たいへんですね」と
共感してもらうことであって、自分の悩みを
解決してもらうことではないからです(p51)
・「○○にも相談したんだけど、あなたはどう思う?」・・
人は誰でも、「あなたに真っ先にお話ししたくて」
「まず、あなたに相談したくて」と言われることを
内心望んでいます(p76)
・注意しなければいけないのが、
通常の指示系統や担当をスキップして、
直接いちばん下の部下に、命令することです(p103)
・たとえ、上司の言うことが間違っているのだとしても・・・
その場では、「はい、申しわけございません」と謝るのが、
好かれる部下の言い方です(p107)
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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【私の評価】★★★★☆(85点)
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