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「いつも目標達成している人の「人の心を動かす」NLP会話術」池江 俊博、内海 透

2015/04/07公開 更新
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いつも目標達成している人の「人の心を動かす」NLP会話術 (アスカビジネス)


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

 人間は、一人では生きられません。ですから、生きていくうえで大切となる、人と人とのコミュニケーションの基礎技術を教えてくれるのがこの一冊です。まず、相手との関係を良くしたり、相手の話を傾聴したりする技術があります。そうした技術を駆使しながらも、結局は場数を踏むことが大切なようです。生き生きワクワクで自分の伝えたいことを伝える技術+練習でそれは完成するのです。

 さらに、こうした技術+練習も大切なのですが、ベースとして、相手を思う気持ちがなければ正しく相手に伝わらないかもしれません。心の中で考えていることが、相手に伝わってしまうというのが実際なのです。


・相手を思いやる気持ち、尊重をしなくてはどんなスキルも逆効果になりかねない(p88)


 自分が話しているときを思い出してみましょう。だれでも「分かりやすく話したい!」と考えているのに、自分の話がちゃんと伝わっていない。誤解されることがある。話が分かりにくいと言われてしまう。そういうときは、まず、相手の立場になれるのか、ということ。そして、相手との人間関係はできていますか?自分で話す前に、相手の話を聞いて、受け取っていますか?そうした前提条件をクリアすれば、良いコミュニケーションができるのです。


・「でも・・・」という前に、「ああ、なるほど。」とか「そういう考えもあるね。」と、一旦受け入れることを試してみてください。そして、その次に「でもね」と言わずに、「そう考える訳を教えて」と話を展開させていくといいでしょう(p143)


 できれば、あなたの感じたワクワクを話に加えてみましょう。話がイキイキしてきて、相手に話が伝わりやすくなるでしょう。20個ちかいプチワークが紹介されていますので、これをやるだけで、全然違うでしょう。やってみることで見えるところがあるのです。深いですね。池江さん、内海さん、よい本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

相手のメッセージをまずは受け止めるということが大切です。そして次に改めてストロークを送るのです。不平不満の多い人はさびしい人が多いと思いませんか?(p51)


・できないことを抱え込むのではなく、できないことはできないと周囲に伝えなくては誰もわかってくれません・・・少しずつできるところからやればいいのです(p202)


・・会社を定年退職してからやりたいことは何ですか?・どうすればできるようになりますか?・そのために明日から始められることは何ですか?(p108)


・会話中、相手と目を合わせられない・・・「目を合わさないことで何が得られますか」「目を合わせることで何が得られますか」「もし目を合わせたらどうなるのですか」(p141)


・話の内容を生き生きとするために五感を刺激する表現を入れましょう・・・「草の香りのする公園にはたくさんの親子がいて、笑い声や呼び声がたくさん・・・(p163)


・嘘が許されるエイプリールフールを「夢を叶える日」として、今年達成したい目標を周囲の人に話す日にする(p160)


いつも目標達成している人の「人の心を動かす」NLP会話術 (アスカビジネス)
池江 俊博 内海 透
明日香出版社
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【私の評価】★★★★☆(85点)


目次

1章:場をつくる
2章:しっかり聴くことがコミュニケーション
3章:しっかり伝わる話し方
4章:他人とのコミュニケーションとは自分とのコミュニケーション



著者経歴

 池江 俊博(いけえ としひろ)・・・ノーザンライツ代表取締役。心理学、コミュニケーション、速読などをテーマに能力開発研修を実施。


 内海 透(うつみ とおる)・・・マネジメントデザイン代表取締役。事業再生を含むコンサルティングを行う。


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