「怖い絵 泣く女篇」中野 京子

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怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)

【私の評価】★★★☆☆(71点)


■美術館に行くのは好きなのですが、
 絵の背景がわからないと楽しみは浅くなります。


 ちょっとした知識があるだけで、
 見方がぜんぜん違ってくるんですね。


■西欧の絵の怖さは、
 西欧の歴史の怖さです。


 あの侵略性と技術力を持った西欧人が、
 権力闘争をするとどうなるのか。


 考えただけでも怖いです。


 ついでに宗教が入ってくると、
 もう手に負えません。


 中野さん、 
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・我々には大柄すぎ、肉が余分すぎ、官能と無縁に思える
 この三女神は、当時の鑑賞者にとっては
 目も眩む美女であった。胸の大きさより腹部の
 ふっくら感、引き締まった筋肉より垂れるほどの
 脂肪が好ましいと思われていた(p142)


・(ボードレールは)ミレーの画中の人物たちが
 「この世の富を奪われた哀れな我々こそが、
 この世を富ませているのだ!」と
 常に主張しているようで嫌いだ、と公言している(p20)


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ドラローシュ『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
レディ・ジェーン・グレイの処刑

ミレー『晩鐘』
晩鐘

カレーニョ・デ・ミランダ『カルロス二世』
カルロス二世

ベラスケス『ラス・メニーナス』


エッシャー『相対性』


ジェラール『レカミエ夫人の肖像』


ブリューゲル『ベツレヘムの嬰児虐殺』


ヴェロッキオ『キリストの洗礼』


ビアズリー『サロメ』


ボッティチェリ『ホロフェルネスの遺体発見』


怖い絵 泣く女篇 (角川文庫)
中野 京子
角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-07-23)
売り上げランキング: 12,579

【私の評価】★★★☆☆(71点)


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