「ネクタイを毎月3本買う人はなぜスゴイ仕事ができるのか―カリスマ経営者たちが実践している「自分の見せ方」」野呂 エイシロウ
2015/03/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
要約と感想レビュー
20年間にわたり、著者が成功者から学んだこと、教えてもらったことを集約した一冊です。著者は成功者から教えてもらったことは、素直に実践してきました。
まずは、見た目から入りましょう。見た目が良いから成功するとは言えませんが、成功している人は例外なく見た目がしっかりしているのだというのです。
・一流の企業人を見ていると、ひとりとして、よれたネクタイや汚れたネクタイをしている人はいません・・レジメンタルか無地しか買いません(p73)
そして、成功者は驚くほど「筆まめ」ということです。名刺交換したら必ず御礼メールをする。ある人は葉書を書く。成功している人は、人間関係を最重要視しているのです。
そして、早寝早起きであること。良い生活習慣と時間管理が、良い仕事をするための基本なのです。夜の懇親会も基本的には、二次会には参加しないのです。
・明日の朝も4時に起きるから二次会には行かない(p149)
著者は、気にせずに成功者のマネをして、全部やろうとお勧めしています。理屈ではなく、とにかくやってみよう!そうすれば、わかるのです。
野呂さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・ワイシャツは白を基本に考えてください。ストライプや色物などいろいろなタイプを10枚持つより、白を10枚持っているほうが、よほどおしゃれ(p69)
・ある程度のブランドの革靴を買い求め、丁寧に修理しながら長く履くのが理想です・・イージーオーダーなら20万円以下でかなりいいものが手に入ります(p77)
・筆記具にこだわる・・・サインをするときには黒インクを入れたマリーナ・グランデを、印刷物をチェックをするときなどは青インクのモンブランを・・・(p91)
・貧乏はいいが、貧乏くさいのはダメ・・(p114)
・どうせ出すならハガキより封書・・(p126)
・「とにかく、たくさんの本を買う」ことです・・毎月の書籍購入費用を決めておく(p204)
・「『情熱大陸』の取材が入っている」と思って1日行動しましょう(p228)
祥伝社
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【私の評価】★★★★☆(83点)
目次
1章 「この人と仕事をしたい! 」最初の2秒ですべてが決まる
2章 ネクタイは使い捨て
3章 ボールペンは一生ものを使う
4章 「貧乏」はいいが「貧乏くさい」のはダメ
5章 仕事相手を驚かそう
6章 朝のスポーツジムに行かないのはもったいない
7章 時間を使う人、使われる人。その決定的な違い
8章 ダントツの結果を出す人は圧倒的に本を読む
9章 出世は社会貢献である
著者経歴
野呂 エイシロウ(のろ えいしろう)・・・1967年愛知県生まれ。小学4年生より放送部。中学生の頃より朝までラジオを聴いていたため、高校受験・大学受験を失敗。愛知工業大学で、コンピューターと出逢う。大学時代、雑誌「DIME」で見つけた募集広告に応募し、三菱電機の学生起業に参画。初の学生向け家電、初の学生クレジットカードの企画立案・マーケティングを行う。その後、「元気が出るテレビ・作家予備校」にて放送作家に。「鉄腕! DASH! ! 」「特命リサーチ200X」「ビートたけしの奇跡体験アンビリバボー」などの構成作家に。自動車の番組がきっかけで自動車会社のマーケティング担当と出逢い、戦略的PRコンサルタントへ。「婚活ブーム」「グルーポンブーム」「フラッシュマーケティング」「ふるさと納税ブーム」などに携わる。ミッションは、「企画と言葉の力で世の中を面白くすること」。毎日、10近い会議に参加。
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