「ホントは知らない イタリア料理の常識・非常識」吉川 敏明
2015/01/18公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
■場所が変われば、
食も変わります。
イタリア料理も、日本に来ると
ちょっとちがうところもある。
日本食が海外に行くと
変わるのもわかりますね。
吉川さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・皿に残ったソースをパンでぬぐって食べることの是非。・・・
上品でないことは確かです。イタリア人のなかでも
マナーに敏感な人は、家ではやっても、レストランのような
公の場では絶対にしないといいます(p21)
・タバスコがないことと並んでもうひとつ
日本人が驚く現象。それは、
イタリア人がみなフォークとナイフで
ピッツァを食べていることです(p28)
・イタリア人はエスプレッソにたっぷりの
砂糖を入れて飲みます・・・
25mlほどのエスプレッソに、
佐藤がコーヒースプーン2杯半(p42)
・バールに入ったとき・・・
基本は<レジで支払い→レシートを持ってカウンターで注文>
が基準と考えればいいでしょう(p56)
・「シーザーサラダ」・・・実はシーザー・カルディーニさんという
発案者の名前からとったもので、彼はメキシコ人。
といってもイタリア移民だったようで・・・アメリカと
接する国境の町ティファナのレストラン経営者で、 ある日、
ありあわせのもので作ったこのサラダが評判をとり、
顧客に多かったアメリカ人を通じてアメリカ、フランス、
そして日本へ伝わったのが真相です(p107)
・「カフェラッテ」はホットとはいえ、
本来はグラスで飲むもの。
コーヒーと牛乳の比率が半々の飲み物ですが、
「コーヒードリンク」ではなく、「牛乳ドリンク」と
とらえられています(p123)
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
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