「まんがでわかる7つの習慣」フランクリン・コヴィー・ジャパン
2015/01/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
要約と感想レビュー
自責か他責か
私が本を読み始めるきっかけとなった、あの「7つの習慣」のまんが版です。なにせ「まんが+ストーリー」ですから、「7つの習慣」のわかりにくい理論が、すーっと心に入ってきます。
まずは、主体性を持つことです。人は自分がどうしたかによって、周囲の人によって評価されます。もし、自分に起こっていることに対して、その原因を環境が悪いのだと考えていたとしたら、その考え方自体が悪いのです。
主体的でない人は仕事のミスも、異性にフラれるのも、何でも他人のせいにする(p44)
相手を受け止める
この「まんが」を読んで、自分は、第4の習慣で足踏みをしていたことがわかりました。まず相手を理解し、そして理解される。WinWinを考える。「そうだよな。君の気持ちわかるよ。・・と相手を受け止めることが大事なのです。
こうしたことをわかっているつもりで、実際には「いや・・・」「でも・・・」とできていないケースが多いと気づきました。「つらいね」「楽しいね」など相手の感情を自分の言葉で置き換えるあいづちを打ち、共感して傾聴することが相手の心を開くのです。
言葉の「正しさ」では人の心は動かない・・・気まずい関係の人がいたら、「相手に自分はどう見えているのか」を考えてみよう(p134)
人間にとって「成功」とは何だろうか
知っているのと、理解し体得しているのには、大きな差があるとわかりました。実践しかない・・。やってみるしかない・・。そういうことなのでしょう。まず理解に徹することで、その後に理解されるのです。
人間にとって「成功」って何だろうかということを考え直すきっかけになる一冊です。「7つの習慣」で再度考えてみようと思いました。★5とします。良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・お互いに納得できる「第3の案」は必ずある(p150)
・大切なのが、自分の「信頼口座」の貯えを増やすこと(p114)
・家庭でも職場でも、人に仕事を委ねれば、自分のエネルギーや時間を他の活動に注ぐことができる(p92)
【私の評価】★★★★★(93点)
目次
「7つの習慣」の前に意識すること
問題の見方を「インサイド・アウト」に変える
第1の習慣 主体的である
第2の習慣 終わりを思い描くことから始める
第3の習慣 最優先事項を優先する
第4の習慣 Win‐Winを考える
第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣 シナジーを創り出す
第7の習慣 刃を研ぐ
著者経歴
スティーブン・R・コヴィ(Stephen R. Covey)・・・フランクリン・コヴィー社の共同創設者。ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。2012年7月、79年の生涯を閉じた
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