「その後の世界最強の商人」オグ・マンディーノ
2015/01/01公開 更新

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【私の評価】★★★★★(95点)
要約と感想レビュー
■あの「地上最強の商人」の続編が
翻訳されました。
この本にも「地上最強の商人」と同様、
10の成功の巻物があり、
1つを朝、夜に読むことを1週間続けるので、
10週間で完結します。
「地上最強の商人」では、
5週間×10巻物でほぼ1年かかっていたので、
かなり容易になっています。
私は今、2巻目の3日目です。
・目標を達成する確実な方法は一つしかない。それは精神面、肉体面の両方で勤勉に働くことだ・・どんな仕事であれ、今後、私は常に最善を尽くす(p178)
■今回の巻物のテーマは、
逆境に対し、決して諦めないこと。
逆境から自分の成長のヒントを
得ること。
そして、一日一日自分を
改善して成長していこうという
内容になっています。
多くの職場で叱責され、批判され、
落ち込んでいる人がいますが、
それはいけません。
それは、そんなことを
平気で言う人の思うつぼ。
私たちはそうした批判から、
自分を成長させるためのヒントを学びとり、
自分を成長させることが大切なのです。
自分が成長し、成功することが、
その人への最高の返答となるのですから。
・逆境以上に良い学校はない。すべての敗北、悲しみ、喪失は次の機会に私がもっと良く行動するための、それぞれ独自の種、独自のレッスンを持っている(p170)
■この本が救いたい人は、
間違いやミスを指摘され、
人からバカにされ、
自分はそういう人間なんだと
思い込んでいる人。
人には必ず良い点があります。
そして、人は努力を続けることで、
必ず成長します。
そうしたセルフイメージを
復活させてくれる一冊でした。
オグ・マンディーノさん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・摩擦がなければ宝石を磨くことはできない。そして私も試練なしには完成されないだろう(p172)
・私は今自分がいるところから出発しよう・・・悪いところに一つ一つ取り組み、神の助けをえて自分の弱い面を直してゆこう・・あるべき自分になれると十分に信じることができれば、私は今よりももっと良くなるだろう(p195)
・私たちは間違いを犯すことによって正しいものを真剣に探究するようになり、新しい体験は必ず何らかの間違いを教え、その後、私たちは注意深くそれを避けるようになるからだ(p140)
・私は毎夜、その日一日の自分の行動を精査する(p201)
・精査と反省の後には、進歩と向上が必ず付いてくるからだ。誰もが今日は昨日よりも賢くあるべきなのだ(p204)
・何か一つの仕事に熟練すれば家族を養うことができる・・・心をこめずに沢山のことをするのではなく、一つのことを最高に行うこと(p186)
・毎朝目覚めるとき、どんなに楽しくない仕事がその日待っていようとも、微笑みを浮かべてその日を迎えるつもりだ(p196)
▼引用は下記の書籍からです。
KADOKAWA/角川書店 (2014-11-22)
売り上げランキング: 587
【私の評価】★★★★★(95点)
著者経歴
オグ・マンディーノ・・・1923年生まれ。人生哲学書作家。米国屈指の講演家。1968年にサクセス・アンリミテッド社長、「地上最強の商人」を執筆し、その後、次々とベストセラーを出す。総売り上げ部数は、3500万部を超える。
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