「野蛮人の読書術」田村 耕太郎
2014/12/31公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
要約と感想レビュー
前参議院議員の田村さんの一冊です。ランド研究所の研究員もされています。この本で紹介しているのは、「目的意識」を持って読むことです。例えば、歴史を通じて繰り返される人間の集団行動のパターンを見抜きたいという明確な目的を持って読んでみるのも面白いでしょう。
海外に人脈のある方なので、海外で通用するコツを教えていただきたいですね。例えば、ハーバード・ビジネススクール式グループリーディングはどういったものかといえば、学生に声をかけて、図書館で一緒に次回のケースを検討するというものです。友人とチームを作って勉強するというようなやり方をしているわけです。
日本のようにひとりでガリガリ勉強しても限界があるというのです。田村 さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・本を読む時には、絶対に古典のほうがいい。なぜかと言うと、少なくとも僕にとっては、読書という行為は「思考力の鍛錬」だからです。著者の思考プロセスを丁寧にたどって追体験することでしか、思考力は鍛えられません(出口治明)(p83)
・"最初に50ページがつまらない本は、最後まで面白くない"という持論を持っています(藤原和博)(p102)
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
目次
第1章 「自由に生き抜く術」は読書で磨け
第2章 フロントランナーが教える読書術
第3章 野蛮人のブックガイド
著者経歴
田村耕太郎(たむら こうたろう)・・・前参議院議員(2期)。その間、内閣府大臣政務官(経済財政・金融・地方分権担当)、参議院国土交通委員長を務めた。 エール大、ハーバード大、ランド研究所研究員を歴任。慶応大学大学院、デューク大学法律大学院、エール大学経済大学院、オックスフォード大学AMP、および東京大学EMPをそれぞれ修了。新日本海新聞社顧問、前大阪日日新聞社代表取締役。現在、一般財団法人日本戦略支援機構代表理事。その他、上海国際商工学院顧問、国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院名誉顧問も務めている。2013年、日本人政治家で初めてハーバードビジネススクールのケースの主人公になる。
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