「トヨタ式ホワイトカラーの業務改善 最少人数で最強組織をつくる」石橋 博史

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トヨタ式ホワイトカラーの業務改善 最少人数で最強組織をつくる

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■工場では当たり前となっている
 仕事の見える化、標準化により

 ホワイトカラーの仕事を効率化しよう!

 という一冊です。


 日本では工場における仕事の効率化は
 かなり進んでいるようですが、
 事務仕事は非効率な会社が多いらしい。


・業務全体のなかで、ルーチン業務と思考業務の割合が
 どのくらいになっているのかを分析すれば、
 その企業の業務水準を評価することができる(p107)


■だいたい、職場でどのような仕事があって、
 それに必要な工数がいくらで、
 どのような手順で行われるのか標準化している
 職場は少ないのではないでしょうか?


 業務の中身と実体がわからないから、
 仕事は担当任せ。
 なぜ、残業が必要なのかもわからない。


 仕事を改善しようと思っても、
 何に取り組んでいけばいいのかがわからないから、
 担当の話を鵜呑みにするしかないのです。


 著者がお勧めするのは、
 業務プロセスを見える化することです。


・私が取り組んだのは、業務プロセスを
 細かな単位に分解し、その一つ一つを、
 記号を使ってチャートとして表現することだ(p24)


■見える化の方法は、工場と似ています。


 まず、どんな業務があるのか
 書き出し、整理します。


 そして、各担当に業務を
 1カ月記録してもらう。


 さらに、業務単位で
 仕事の流れをチャート化していきます。


・業務名またはコード、電話やFAXの送受信の件数、
 作業の内容、使用ツール、作業の動作、仕様帳票類などの
 項目を記載した「日々業務記録表」によって、
 毎日30分間隔(必要に応じて5、10、15分間隔)で、
 一ヵ月にわたって入力する(p95)


■システム開発をするときの
 業務分析をしてしまうようなものですね。


 仕事の見える化をする過程で、
 仕事の改善のアイデアも出てくるはずです。


 当然、仕事プラスアルファで
 こうした仕事の見える化をするにあたっては、
 相当の抵抗があることでしょう。


 だからこそ、
 やる価値があるのかもしれません。


 石橋さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


単位業務のチャート化によって、
 これまで見えなかったことが見えてくる・・・
 この帳票は価値がないのではないか・・・
 上司による捺印は必要なのか・・・(p83)


・ピークに合わせた人材配置は非戦略的・・・
 米国の企業ではどうかというと、業務の波のピークではなく、
 比較的ボトムのラインに合わせて人を投入している(p115)


・可視化によるメリット・・・
 情報システムの構築費用を10分の1に削減できる(p192)


・技術系や研究所、秘書など、改善活動を当てはめることが
 難しいと思われる業務であっても、詳しく内容を分析・分解
 してみると、その90%は特別な知識や技術がなくても
 できる業務だとわかる(p211)


トヨタ式ホワイトカラーの業務改善 最少人数で最強組織をつくる
石橋 博史
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★☆☆(79点)

■目次

序章 ホワイトカラーの「カイゼン」に取り組んだ理由
第1章 人の意識と行動は簡単に変えられる
第2章 業務の「可視化」で人と仕組みを変える
第3章 最少人数で最強組織をつくる
第4章 ダラリの法則を分析する
第5章 革新活動が人財をつくる
第6章 革新の最終目標はコスト1/2


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