「営業の大原則」中村 信仁
2013/01/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
「考え方」の差が大きい
営業組織構築プロデューサーが教える営業の大原則です。売れる、売れないの差は、ちょっとした差。心の中にある「考え方」の差。そこをしつこく教えてくれます。
例えば売れない人は自分だけ元気がいいのですが、売れる人は人を元気にするのです。こうした考え方の差は致命的です。ある営業マンAは、この商品をどう売ろう、どう説明しよう、どう価格を安く見せようと考えていたとしましょう。
それに対し、営業マンBは、この商品をどう使ってもらおうそれでどれくらい利益があるか、どんなにお買い得か理解してもらおうと考えていたとしましょう。私なら、Aはうっとうしく、Bなら買いたく感じると思います。
売れない人はどう売るかを考えている売れる人はどう使ってもらうか考えている(p64)
自分より相手のことを考える
売れている人は、売ろうという自分のことより、買ってくれる相手のことを考えているのだとわかりました。相手に買ってくれないかなと期待するのではなく、自分は相手に何を与えることができるのかを考えているのです。
思考は習慣です。簡単に修正できません。ですから、こうした本を読んで、良い考え方を学びたいものです。中村さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・売れない人は自信を欲しがる売れる人は自信を与える(p98)
・売れない人は自分の都合ばかり考えている売れる人は相手の都合を考えている(p48)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(73点)
目次
はじめに 「良かった探しの原則」
第1章 能力の差は考え方の差「ポジポジ思考」の原則
第2章 結果の差は行動の差「ポジポジ行動」の原則
第3章 成長の差は学びの差「ポジポジ技術」の原則
第4章 売れちゃう営業の「あいうえお」の原則
著者経歴
中村 信仁(なかむら しんじ)・・・1966年生まれ。外資系フルコミッションの営業会社に入社。2年連続世界トップ10入り。退職後、大手書店と英会話学校を立ち上げる。その後、22歳で起業。現在、営業戦略、人材育成、人材採用プランナーとして活動。
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