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「営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する」中村 信仁

2010/06/24公開 更新
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「営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する」中村 信仁


【私の評価】★★★★★(96点)


要約と感想レビュー

営業のテクニックを学ぶ

売れない営業マン小笠原が、喫茶店で偶然出会ったスーパー営業マンから、営業の秘訣を学んでいく物語です。物語を通じて、小笠原は感動的なまでに成長していきます。私も小笠原と一緒に、成長していけそうな気がしてきました。


営業には、いろいろなテクニックがあります。コミュニケーションの技術。提案型営業。クロージング。この本では、毎週一つ、小笠原が営業のテクニックを学んでいきます。しかし、こうしたテクニックは、あくまでお客様の困っていることを解決するためにあることを忘れてはいけません。


営業の魔法は、この職業を通して、多くの人を幸せにするためのものです。それを忘れないでいて下さい。(p182)

偉大な人になる

この本では営業のテクニックとして、相手に分かりやすいストーリーで伝えることが書いてあります。そもそも、この本自体がストーリーになっている・・・。有言実行ではないですが、自然なストーリー展開と的確なアドバイスに著者の測り知れない実力を感じました。


面白いのは偉大な人になるために、売れる営業マンになれる方法を学ぼうという考え方でしょう。例えば、短気な人には、『人は何に腹を立てるかで、その人自身の器の大きさが分かる』と気づきを与えて、偉大な人になるためにも、腹を立てない人になるように導くようなのです。中村さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・大切なことは、会話の中の『間』なんです。相手が質問に対してしっかりイメージする『間』を与えること。瞬間の沈黙です(p24)


営業の神様は、必ず試練を最初に与えます。しかし、人が受ける試練というものに乗り越えられないものはないんです。その人のレベルにあわせて試練は訪れます。(p41)


▼引用は下記の書籍からです。
「営業の魔法―この魔法を手にした者は必ず成功する」中村 信仁


【私の評価】★★★★★(96点)


目次

プロローグ―営業という職業の素晴らしさ
魔法のはじまり―自分自身ではなく相手をいかに集中させるか
魔法その1 瞬間の沈黙―小さな選択と決断を繰り返させることで頭の中を整理させる
魔法その2 人間力―お客様と成長の感動を共有する
魔法その3 売らない営業―商品を売るのではなく顧客の問題解決のお手伝いをする
魔法その4 既成概念―勝手に創りあげた自分の限界は常に破り続けなければいけない
魔法その5 応酬話法―口はひとつ、耳はふたつ まず心でしっかり相手の話しを聴くことから始まる
魔法その6 二者択一話法―アポイントは自分の予定を上手にかわすこと 五分という時間は三〇分の了解と同じ
魔法その7 イエス・バット話法―まず、お客様の意見を肯定すること その意見に対して質問を繰り返すこと
魔法その8 質問話法―ノーが出たときこそ本音を聞くチャンス
魔法その9 類推話法(ストーリー話法)―人はストーリーが大好き
魔法その10 推定承諾話法―クロージングのスイッチは「もし、仮に」という前置きにある
魔法その11 肯定暗示法―曖昧なことばを一切排除してすべて『イエス』を前提にいい切る
一冊一顧客ノート―打合せをした情報を日記の要領で書きとめる
魔法その12 ポジティブ・シンキング―真のポジティブ・シンキングとは断固たる勇気を持って行動することそして、最後の魔法を手にした者は必ず成功する
未来へ―誰を幸せにしたいのか
魔法ノート



著者経歴

中村 信仁(なかむら しんじ)・・・1966年生まれ。外資系フルコミッションの営業会社に入社。2年連続世界トップ10入り。退職後、大手書店と英会話学校を立ち上げる。その後、22歳で起業。現在、営業戦略、人材育成、人材採用プランナーとして活動。


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