「０円で８割をリピーターにする集客術」一圓 克彦

【私の評価】★★★★☆（83点）

要約と感想レビュー

　「思い出してもらえなければ、お店に来てもらえない」と、よくいわれます。この本は、思い出してもらうための仕掛けを教えてくれる一冊です。この本が教えてくれる方法は、自分がなぜこの仕事をしているのか、何を提供したいのかといったストーリーを伝えるということです。

・「なぜその商売をしているのか」を突き詰めるだけ。（ｐ54）

　そうしたストーリーを伝えることで、それに合ったお客様が来てくれるということです。このメルマガであれば、人生を変えるような良い本を紹介することが目的ですから、ここにフォーカスしていけばいいのです。（ですから点数をつけているのですが）

・価値観が明確で、苦労話も含むストーリーが語られているお店は、業態、業種を問わず、リピーターがつきやすい（ｐ112）

　商売ではありませんが、私が一日一冊読み始めたストーリーをもっとＰＲしていくことにしました。無料レポート『一日一冊読みながら、メルマガを毎日発行する私の方法 』を作りました。

　一圓さん、良い本をありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・メールマガジンを出すにしても、お店の宣伝や割引案内ではなく、オーナーが苦労した修行時代の物語とか、この商品にたどりつくまでの苦労などストーリーを・・・（ｐ151）

・商売の理由が決まれば、お客様が決まります。お店が「来てほしいお客様」をがっちり決めているほうが、リピーターを作りやすいんです（ｐ83）

・「この店は香港！」と認知してもらうためにも「香港」にこだわったアンケートを行ったのです（ｐ138）

【私の評価】★★★★☆（83点）

著者経歴

　一圓 克彦（いちえん　かつひこ）・・・株式会社リピーツ代表取締役社長。製造業から福祉事業、IT事業さらには飲食業まで、大小7業種の企業経営を経験した実践型「脱・安売り」リピーター創出コンサルタント。2008年、リピーター創出に特化した「株式会社リピーツ」を設立。

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