「不動産のプロから見た日本経済の活路」長嶋 修

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不動産のプロから見た 日本経済の活路

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■不動産屋の長嶋さんの一冊です。


 サブプライム問題が起きた頃の書で、
 まだ自民党政権が与党の時代です。


 すでに民主党政権誕生と、
 民主党の失敗を予言しているところは、
 鋭いと感じました。


・民主党には、今のままでは政権を安定的に
 運営できるほどの能力があるとは思えません。
 すると「民主党でもだめだ」という時期が、
 やがて訪れるでしょう。(p72)


■不動産屋から見た日本の活性化策は、
 内需の拡大です。


 そのためには、
 中古住宅の価値を高めること。
 住宅への消費税、固定資産税の見直し。
 中古住宅市場の整備 等
 が望まれるとのこと。


・日本の住宅投資は毎年19兆円。
 これが、造ったそばから価値が落ち、
 25年程度でゼロという、
 大いなる無駄をずっと続けてきました(p126)


■不動産投資は、
 投資ではなく商売のようなもの、
 という認識は正しいと思います。


 自分が大家になるわけですから、
 どういった不動産を購入するのか。


 家賃はどうするのか。
 お客様はどうやって確保するのか。
 お客様は満足されているか?
 メンテナンスは?


 これは一つの事業を
 立ち上げるようなものなのでしょう。


不動産投資は、金融商品への投資というよりは、
 事業や商売に近いものです・・修繕やリフォーム、
 家賃設置など、投資後に手を加える余地が大きいのが
 特徴です。・・・成功するか否かはすべて自分次第(p175)


■日本の住宅は、
 空家が多くなっているようです。


 いずれ中古住宅市場のような
 ものができるのでしょう。


 長嶋さん、
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・例えばAということについて調べたい場合、
 アマゾンや書店で10冊から20冊、その分野の書籍を
 購入します。・・・「はずれ」もありますが、
 人通り流すように全部読んでいきます(p190)


お金は何のためにあるのでしょうか。
 もともとは、物々交換の不便さをなくすために
 お金が誕生
し、お金は主役ではないはずです(p233)


・食糧の自給率を大幅に高めなければなりません・・・
 農業全体の売上高は約10兆円ですが、助成費用が約20兆円と、
 なんとも非効率なのが現代の農業市場です(p97)


・アメリカでは・・・借り手が住宅を手放せば住宅ローンも
 自動的にゼロになり、それ以外の資産に債務が及ばないなど、
 貸し手責任を重視する傾向があります(p131)


不動産のプロから見た 日本経済の活路
長嶋 修
PHP研究所
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)



■目次

第1章 金融不安は私たちの暮らしをどう変えるか
第2章 ドル崩壊後の世界と日本
第3章 カサ増し経済の次にくる世界
第4章 ポスト成長経済社会の経済・政策提言
第5章 内需を安定させる不動産政策提言
第6章 人を幸せにするお金、資産、不動産とのつきあい方
第7章 ポスト成長経済社会を豊かに生きる方法―仕事と会社はどう変わる


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