「内藤忍の「好き」を極める仕事術」内藤 忍
2012/11/19公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
個人向け資産運用の教育を行っている内藤さんの一冊です。内藤さんの生き方は、会社の看板で仕事をしないこと。どこでも、自分の価値で仕事が通用する人を目指しているのです。そのためには、自分の得意なところを伸ばし、時間をかけて磨いていく必要があります。
そして、勉強したことは、アウトプットする。ホームページやブログ、メルマガで情報を発信します。そうすることで、世間の評価を受け、自分のレベルが確認できるのです。今の時代は、だれもが情報発信して、良い・悪いという評価を知ることのできる時代なのです。
・アウトプットする手段を持つこと・・・たとえば、ネットを使って、ブログを立ち上げ、仕事にまつわる話題を取り上げるページを作り、メールマガジンを発行したりすれば、市場からの評価をメールやトラックバックで受け取ることができます(p96)
非常にクールな一冊でした。そして、クールだけれども仕事には情熱を持っている。不思議な感覚でした。いずれにしろ、価値ある者になれ、ということなのでしょう。内藤さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・会社の看板ではなく自分のキャッチフレーズで仕事ができるようになることを目標にしてきたのです(p15)
・自分にしかできないことは何だろう・・・他の人にはできないからやるという視点です(p28)
・資格よりキャッチフレーズを作ろう・・・私の場合であれば、「個人投資家に長期分散投資の具体的手法を最初に書籍で提案したマネーのスペシャリスト」(p50)
・ニッチに絞る・・・思い切って絞り込んでみることです(p75)
・「10年続けられるか?」はじめる前に自分に問いかけてみるとよいでしょう(p116)
・続けるための方法2・少しずつ継続し記録しよう(p132)
▼引用は下記の書籍からです。
講談社
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
目次
はじめに―成果が出ないのには理由がある
第1章 「本当の好き」を見つけよう(差別化)
第2章 好きを極めてジャンプしよう(差別化)
第3章 捨てる勇気を持とう(効率化)
第4章 「時価評価」してもらおう(効率化)
第5章 続ける仕組みを作ろう(継続化)
第6章 続けるための心構えを持とう(継続化)
著者経歴
内藤忍(ないとう しのぶ)・・・1964年生まれ。東京大学経済学部卒、マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院修士課程卒(MBA)。外資系金融機関勤務などを経て、1999年にマネックス証券株式会社の創業に参加。マネックス・ユニバーシティなどグループ会社の代表取締役を歴任後、株式会社資産デザイン研究所代表取締役。
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