「「話し方」の心理学」ジェシー・S. ニーレンバーグ

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「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック (Best of business)
ジェシー・S. ニーレンバーグ
日本経済新聞社
売り上げランキング: 3233

【私の評価】★★★★☆(82点)


■会話のテクニック本は多数ありますが、
 この本は、会話の技術を
 心の問題まで拡張しています。

 つまり、会話とは情報だけでなく
 相手の心の奥底でうごめく
 感情を伝えるものだからです。

 ですから、言動の表面的な
 解釈だけで対応しては
 まちがうことがあるということ。


・会話とは意見を伝えるだけのものではなく、
 感情を伝えるためのものでもある(p23)


■難しいのは、その感情を
 本人も理解していないことが
 あるということです。

 部下の報告を聞いていて
 イライラすると思ったら、

 ・・・二日酔いだった・・・


 ということもあるわけです。


 人間とは合理的なようで、
 動物的な感情も持っていることを
 理解していなくてはならないのでしょう。


・不快な気持ちを理屈で解消することはむずかしい。
 原因はよそにあるのだから、
 理屈にあわなくて当然なのである(p74)


■日本語では「行間を読む」といいますが、
 相手の感情を理解しようという意識が
 必要なのでしょう。

 気分が悪そうなら近づかないことです。

 ニーレンバーグさん、
 良い本を
 ありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・相手の頭のなかでは会話と同時進行で
 べつの思考が進んでいるのである。
 その思考が勢力を強め、
 ついに会話に進出してきたというわけだ(p38)


会話とは、感情を発散するための
 最強の手段であるとわきまえておくべきである(p69)


・胃液の分泌や血液の循環を制御できる人はいない。
 感情も同じである。・・まずは理解を示す。・・・
 が、だからといって相手のいいぶんにすべて賛同する
 必要はない。(p88)


・あなたの考え、あなたの気持ちに関心を払っています、
 自分の思いと同じくらい尊重していますという
 気持ちが相手に伝われば実りある会話となる(p45)


・相手の言葉がそのまま自分にむけられたものと
 思い込まないほうがよい。あくまでも瞬間的に怒りが
 言葉となって発散されているに過ぎない(p105)


・相手に反発していることを自覚させ、さらに理由を引き出す・・・
 たとえばこのように聞いてみる。 
 「本当のところはどのようにお考えですか?」・・
 「反対の理由はどこにあるのでしょう?」(p205)


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