「最短距離でセンターに立つ仕事術 その他大勢から抜け出す「会社アタマ」思考」上田勝啓
2012/06/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
■アルバイトから始めて、
34歳で社長に抜擢された著者の
仕事術です。
当たり前のことを
当たり前にやる、
という感覚。
実業をされているだけあって、
実践的なお話だと思いました。
・「わからないことは聞く」、
ただそれだけのことでも、
結果は大違いなのだ。(p31)
■著者の出世の秘訣は、
会社のためになることをすること。
当たり前のような話ですが、
では日頃の仕事でそれができているか、
といえば考えさせられます。
どんな仕事にでも
改善すべきところはある。
だから著者は出世したのでしょう。
・自分が何かしようとして迷ったら、
「会社の利益になるかどうか」
を考えてみるといい。(p72)
■「だれが来てもできる仕組みをつくる」など、
考え方がしっかりしていると思いました。
やはり実績を残している人は、
ちがいますね。
上田さん、良い本を
ありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・市場調査のデータを取りまとめておくように言われた。・・・
(1)・・・期日よりも早く上司に提出する。
(2)・・より詳細なデータを追加・・・
どちらの作業をするべきだと考えるだろうか?(p21)
・いま自分が抱えている仕事を、まわりの人にわかるように
することが重要だろう。ぼくの会社では、社員全員が
業務日報をつけてそれをサーバーで共有している(p115)
・残業をやめるとやらなくていい仕事が見えてくる(p152)
・「プロ」として認められる社員の基準は、
いざというときに会社から引き止められるかどうかで
判断できる(p96)
・ぼくは自分の若いころから人生設計を立てていた。
30歳の年収がいくら、35歳、40歳、45歳で
年収がこれだけ・・・と、年代ごとに目標を数値化して、
その目標に向かって何をすべきか考えてやってきた(p109)
・ぼくのモットーは
「昨日より今日、今日より明日のほうがよくなる」
という言葉だ。(p159)
WAVE出版
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【私の評価】★★★★☆(81点)
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