「「結果を出し続ける人」の35の小さなコツ」安河内哲也
2012/03/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■20年以上、人気予備校講師。
安河内さんの一冊です。
予備校講師は、実力の世界。
その世界で結果を出し続けている人の
考え方を学びます。
印象としては、
私とタイプが似ているかも
しれません。
・ごちゃごちゃ考えて躊躇するくらいなら、
何も考えずにいますぐ申し込むこと。
それが最初の一歩を踏み出す一番いい方法です(p86)
■一番印象に残ったのは、
親切に足を引っ張る人たちのこと。
安河内さんは音読を繰り返して、
暗記する手法で結果を出していたようですが、
それを時代遅れとバカにする人もいたようです。
それに反応して、
自分のやり方を変えたら、
いきなり生徒が激減。
人の批判を真に受けてしまったために、
自分の強みをなくしてしまったということ。
助言は素直に聞く必要もあるのでしょうが、
あくまで参考として聞き、
自分のスタイルを貫くことも必要なのでしょう。
・頭一つ抜けそうになると、すぐに足を引っ張ろうとされて
しまいます。・・・その手の周囲の雑音はあえて無視します・・
自重したり、軌道修正したりすれば、結局、
自分もお客さまもみんな損をしてしまうからです(p141)
■テーマとしてはばらばらですが、
私も同感の内容ばかりでしたので、
★4つとしました。
予備校で生き残っている人はすごいです。
安河内さん、
良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・実際、勉強のできる人、仕事のできる人は、
知識や情報をインプットすることに貪欲な人が多い。
常に知識や情報を求め、探しています(p21)
・スクールの存在意義とは、怠ける自分を縛り、
半ば強制的に学べるように仕向けること。・・・
怠け癖をなおすのにも必ず効果があります(p75)
・ネガティブな思考を封印する「魔法の呪文」・・
「考えても何も始まらない、考えても何も始まらない、
考えても何も始まらない・・」(p127)
・実はスーパーマリオブラザーズにハマってしまい、
20日ほど寝る間も惜しんで夢中になったことがあるのです・・
まさに「死んだも同然の時間」で、・・・
100万円払ってでも取り返したい!」といまでも思うほど(p45)
・配布資料を用意する場合は、
その日話す「大事なこと」や「結論」は
書かないことです・・・
「穴埋め形式」にしておいて、
「ここには何が入るんだろう?」と
聞き手の興味を喚起するようにします。(p206)
祥伝社
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【私の評価】★★★★☆(84点)
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