「「権力」を握る人の法則」ジェフリー・フェファー
2011/09/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
■アメリカにおける出世の研究です。
日本とアメリカとでは、
文化も考え方も違うのでしょうが、
読んでみると同じようなところが
あるようです。
・実績と昇進は関係ない!(p34)
■まず、仕事ができることは
大前提となります。
まったく仕事ができない人は
出世の可能性はないのでしょうが、
そこそこの成果を
大きく見せることはできるようです。
・最も重要なもの、すなわち目標達成に欠かせない
業務に集中するという方法も考えられる・・・
あなたの能力を周囲に印象づけることが可能だ(p63)
■結局は、人事を行うのは上司ですから、
上司にどう思われるのか、
ということが大切になります。
まず、自分の存在を知ってもらう。
そして、自分に好感を持ってもらい、
その地位にふさわしいと
感じてもらえるかということです。
・上司を気分よくさせる最善の方法は、
何といっても誉めることである。(p46)
■人事は、「ひとごと」と読むそうですが、
アメリカでも日本でも
誰もが気にしていることだと思います。
永遠のテーマなのでしょうね。
フェファーさん、
良い本をありがとうございました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・挑戦・・・自分自身を乗り越えよう。
セルフイメージにこだわるのをやめ、
ついでに言えば、他人にどう思われるか
気にするのもやめよう。(p27)
・よく覚えているものを好きになるという
単純きわまりない事実・・・
覚えていない人を抜擢するなんて、
できっこないのだから。(p40)
・上をめざすならば、
自分自身をチェックして不足を補い
準備を整える必要がある(p55)
・エネルギー・・・一日五時間しか眠らない・・・
毎朝三時に起床する・・・
元気のない人が高い地位に就くことはまずない(p60)
・社内に知り合いを作る・・・人脈を維持する
人脈を活用する・・・
社外に知り合いを作る・・・人脈を維持する
人脈を活用する・・・(p132)
・一部は自己研鑽だが、残りははっきりいってハッタリだな。
だがハッタリは現実になる。なぜなら、自分を奮い立たせ、
楽観的にする効果があるからだ。
(アンディ・グローブ)(p156)
・「権力はリーダーシップの一部である」
ジョン・ガードナー(p18)
日本経済新聞出版社
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
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