「なぜあの商品は急に売れ出したのか―口コミ感染の法則」マルコム・グラッドウェル
2011/04/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
よく「ブレイクする」と表現しますが、あるときから急に売れ出すことがあるものです。何も変わっていないのに、なぜ急に売れ出すのか。
この本では、人の「口コミ」の性質がこの現象を生んでいると考えています。
・あらゆる感染には臨界点(テッピングポイント)がある(p27)
口コミというものは人を媒体としますので、人間関係の研究が必要です。この本では、「媒介者」「情報通」「説得者」を通じて、じっと継続されている良いものが評価されるとしています。
世の中そんなものでしょうね。グラッドウェルさん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・情報通とは、じつに様々な製品や価格、場所などについて情報を持っている人のこと。この種の人は消費者と話し合ったり、その要望に応えたりするのが好きなのね(p92)
・わたしたちは、互いに似ているから友人になるだけでなく、同じ活動をしているということからも友人になるのである(p62)
・たとえば誰かに会って、その人が気に入り、何かのはずみで誕生日がわかったとする。するとそれをこの手帳に書いておいて、その人の誕生日には・・・カードを添えてプレゼントを届けるようにしているんだよ(p73)
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
マルコム・グラッドウェル・・・イギリスに生まれカナダで育つ「ワシントン・ポスト」紙のビジネス・サイエンス担当記者を経て、雑誌「ニューヨーカー」の専属ライター。著書『ティッピング・ポイント』は世界的なベストセラーとなった。現在はニューヨーク市在住
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