「クラウゼウィッツ兵法―ナポレオンに勝った名参謀の戦略」大橋 武夫

【私の評価】★★★★☆（81点）

■図書館で借りた一冊。
　戦争もビジネスも同じように感じました。

　人を通じて、目的を達成するわけですから、
　同じに決まっていますね。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・戦争は他の手段をもってする政治の継続にすぎない

・流血をいとうことなく武力を行使するものは勝つ。
　博愛主義を戦争哲学の中に持ち込むべきものではない。

・目標と目的を混同してはならない。

・努力したものは誉めよ。
　目的を達した者には報酬を与えよ。

・天才的将師はたんなる機知によって、戦略・戦術に成功することがある。
　しかし、理論的裏づけがなければ、これをくりかえすことと、
　他に伝えることができない

・すべて疑わしい場合には、最初の意見を固守せよ

・互いに矛盾する情報が殺到して判断に苦しむのは、
　実は安全なのである。ほんとうに危険なのは、総ての情報が
　一致して是または非と云っている場合で、こんなときには　
　無批判に誤った情報を取り上げやすいからである

・軍隊の武徳を養成する方法は二つある。
　一つは連戦連勝を経験させることであり、
　他の一つは、極度の困苦欠乏に堪える経験を重ね
　させることである

・大胆さにも弊害はある。
　しかし、優柔不断のもたらす弊害は
　その数千倍である

【私の評価】★★★★☆（81点）

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