「白いネコは何をくれた?」佐藤 義典
2010/10/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(87点)
要約と感想レビュー
■戦略について書いた本はたくさんありますが、
なかなか自分のこととして
イメージできないことが多いもの。
この本では、「さえない君」が、
白い猫からアドバイスをもらいながら、
戦略というものを考えていきます。
・ゲームも良いが人生はもっとエキサイティングじゃぞ。(p53)
■著者の戦略のフレームワークは、
「戦場・競合、独自資源、強み、
顧客、メッセージ」。
これでは、わかりにくいので、
例えば「戦場・競合」であれば、
どのこで、誰と戦うのか。
「顧客」でいえば、だれと仕事を
したいのかということ。
このメルマガでいえば、
書評という戦場で、学びたいという人向けに、
「人生を変えるような良い本を紹介する」という
メッセージをもって活動しているという
感じでしょうか。
・ニーズが違うから分ける、と。で、どれかに決めるのが、ターゲットだね(p150)
■戦略というと、堅苦しいイメージですが、
物語の中でうまく説明してくれていると
思います。
こうした硬いテーマは、
こうした「もしドラ」スタイルが
良いのかもしれません。
プラス思考の元気をもらえる本としても
推薦できるものだと思いました。
佐藤さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・今からは、今できることを精一杯よろう、って(p97)
・化粧品・トイレタリー業界は、日本の広告費(TV,新聞、雑誌、ラジオの4媒体合計)の10.1%(2007年)を占める・・・資生堂の2008年3月期連結損益においても、販管費が売上の65%を占める。(p26)
【私の評価】★★★★☆(87点)
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