【書評】「フレーム あなたを変える心理学の知恵」チェ・インチョル
2010/08/31公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
「フレーム」とは
世の中には自分の行動を左右する要因がたくさんあります。具体的には、自分の考え方、環境、思い込み、ルール。
それは心理学であったり、成功哲学であったりするのですが、この本ではそれを「フレーム」と呼んでいます。
どうすれば食べる量を半分にできますか?」「フレーム」が与えてくれる回答は簡単である。「食事に使っている器の大きさを半分にすればいいのです」(p52)
良い「フレーム」で人生を送る
実は、この本の第7章「より良いフレームで人生を送る10の方法」だけでも読む価値があります。
第7章の前までは、いかに人間というものが、環境や考え方に左右されたいかをたんたんと説明しているのです。
そして第7章で、どうせ「フレーム」に左右されるのであれば、良い「フレーム」で人生を送ろうと提案しているわけです。
「挑戦フレーム」を堅持しよう人々に昔のことを回想してもらうと、ほとんどがその頃にしなかったことに対する後悔を口にする(p193)
何を所有するかではなくどんな存在になるか
エイーリッヒ・フロムがは、人生について、何を所有するかではなく自分がどんな存在になるかを大事にすると言っていますが、これもよく生きるということに向けたフレームなのでしょう。
前半はやや単調でしたが、最後に心の底まで納得させてくれる一冊でした。
インチョルさん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・銅メダリストが銀メダリストより幸せ(p60)
・私たちは他の人々が自分を注視していると考えるが、実際私たちが見ているのは他人ではなく自分自身である。(p88)
・私がすればロマンス、他人がすれば不倫(p93)
・「あぶく銭は銀行に二週間だけ預けなさい」銀行に預けている間、そのお金は誰に言われなくても「あぶく銭」から「預金」という名前に、心理学的にマネーロンダリングされ・・・(p138)
・幸せに向かう道は、今の瞬間を十分に楽しんで感謝するところから始まる(p195)
【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
はじめに―心理学から学ぶ人生の知恵
プロローグ 「フレーム」―世界を切り取る窓枠
第1章 フレームを変えれば人生が変わる
第2章 客観的な事実だと思い込んでいたもの
第3章 「他人は私と同じように考える」と誤解させる"自己フレーム"
第4章 過去を歪め、未来を見誤らせる"現在フレーム"
第5章 お金の遣い方を左右する"名前フレーム"
第6章 客観的な判断を妨げるフレームの罠
第7章 より良いフレームで人生を送る10の方法
エピローグ フレームは「心の説明書」
著者経歴
チェ・インチョル(ちぇ・いんちょる)・・・心理学者。ソウル大学社会科学部を首席で卒業後、米国ミシガン大学で社会心理学博士号取得。イリノイ大学心理学科教授を経て、ソウル大学心理学科教授
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