「フィリピン少年が見たカミカゼ―幼い心に刻まれた優しい日本人たち」ダニエル・H. ディソン
2010/02/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(75点)
■フィリピン人のディソンさんが見た日本人は、
良い人もいれば、悪い人もいました。
それはアメリカ人も、スペイン人も
同じです。
■ディソンさんが見た日本の素晴らしさは、
カミカゼです。
自らの国を守るために、
日本人は命を捨てる気持ちを持っていたのです。
しかし、フィリピン人はそれを
持っていないために、
植民地となっていました。
■ディソンさんはカミカゼの石碑まで
作ってしまいました。
すごいです。
日本人は、日本を守るために
たたかった。植民地となることを
潔しとしなかった。
それが私たちの祖先なのです。
ディソンさん、よい本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・1565年、スペイン国王フィリペ二世が
フィリピンに遠征隊を送り植民地化を始めた。
「フィリピン」とはこの国王の名から命名されたもの(p19)
・カミカゼの精神は、自らのアイデンティティ、
自らの名誉や文化を守るために、
自らの命を引き替えにするところにまで、
人間は到達することが出来るのだ、ということを
示しているのです(p305)
・負けることなどないと信じていたアメリカが
私の目の前で敗北したのです。
この事実一つだけでも、
日本は尊敬に値する国なのです(p318)
フィリピン少年が見たカミカゼ―幼い心に刻まれた優しい日本人たち (シリーズ日本人の誇り 7)
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ダニエル・H. ディソン
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おすすめ度の平均:
日本に生まれて良かったと思える好著書名にちょっと難有り
経験談が生き生きと書かれてます。
隣国フィリピンとの近代史を学ぶために
アジアの人たちの声をもっと聞きたくなりました
【私の評価】★★★☆☆(75点)
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
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