「夢みる科学」佐治 晴夫
2009/08/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★☆☆☆☆(54点)
■物理学者のエッセーです。
物理学者だからといって、
論理的というより
情緒的という印象でした。
量子力学などを極めると
そこには情緒があるのでしょうか。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・最近、若い人たちとのつきあいの中で、
「なぜ生きなければならないのか、
その理由がわからない」
という言葉を耳にすることがしばしばあります。
そんな時、私は、
「生きることの意味などという命題は、
生きて生きて生き抜いてみなければ
誰にもわからないでしょう」と
答えることにしています。(p22)
・九十歳を越え、数千人の赤ちゃんを
とりあげたという助産婦さんの言葉を思い出します。
「いちばん大事なのは精神的看護。
仕事が十あるとしたら、八は頭の中で、
手でやる部分は二でいいのよ」(p27)
・吉野源三郎さんの名著、
『君たちはどう生きるか』の中に、
「ただ一度だけの経験、感動の中に、
その時だけにとどまらない意味があり、
それが本当の君の思想になる」
という一節がありました(p113)
【私の評価】★☆☆☆☆(54点)
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