「フライを落とした野手はなぜ空を見上げるのか?」保科 充弘
2009/07/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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■松下幸之助は、学ぼうという気持ちがあれば、
何からでも学ぶことはできるものだ、
と言っていました。
この本は、野球好きのM&Aアドバイザーが、
野球から経営を学ぶ!という一冊です。
■野球の世界は、ビジネスの世界と
共通するものがあります。
結果がすべてであり、
努力、精神力、思い、チームワークなど
総合的な力が求められます。
・目の前の仕事に全力で取り組む姿勢こそが、
明日の成功の糧(p34)
■そうした総合的な注意すべき点を
この本では野球のエピソードを踏まえて
教えてくれます。
私は、巨人軍の吉村二軍監督の話や、
川上哲治氏、福沢諭吉の話が面白く読めました。
■野球好きなら、このエピソードをネタに
著者と話したくなる一冊でしょう。
本の評価としては★2つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・『打撃の神様』と呼ばれたのは川上哲治氏・・・
自分の(ミート)ポイントのところで、
投手の投げた球が一つひとつ止まってきた(p20)
・日本国内で、いかなる戦争、混乱があっても、
慶応義塾において西洋の進んだ学問に取り組む限り、
日本は世界の文明国である(福澤諭吉)(p78)
▼引用は、この本からです。
幻冬舎ルネッサンス
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あっ?と驚く経営書
フライを落とした野手はなぜ空を見上げるのか?
経済、スポーツ&心理学の融合書
一気に読んでしまいました
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■著者経歴・・・保科 充弘(ほしな みつひろ)
(株)ジャストミート経営 代表取締役。
三菱銀行勤務後、M&Aアドバイザーとして独立。
全日本大学選抜硬式野球大会で準優勝の経験を持ち、
週末は少年野球チームの監督を務める。
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
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