「「つらぬく」経営」池内 計司
2009/06/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■日本のタオル業界は、海外からの安い製品により、
かなり苦境に陥っているようです。
そのなかで、独自ブランドIKT「風で織るタオル」を
生産しているのが池内タオルです。
■「風で織るタオル」は、風力発電の電気を使い、
オーガニックの綿を使っています。
オーガニック綿とは、無農薬、有機農法によって作られた
綿のことです。
オーガニックとはいいながら、
あやしい商品が多いなかで、
池内タオルは嘘のないことで信頼を勝ち取ってきました。
・ともかくデータを公表し、嘘はつかない。・・・
「池内のタオルがいい」と言ってくださるファンが
徐々に増えていったのです。(p172)
■いつの時代も、不況やモノが売れないということが
ありますが、打つ手は無限にあるとわかる一冊でした。
本の評価としては、★2つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・日本のギフト需要においては、ひとりに1枚売れれば
それでよいのです。ところが、アメリカやヨーロッパにおいては、
タオルは絶対的に自分で買うものなのです。・・・
アメリカ人の好みに合うのは、シンプルなタオル(p93)
・コンピュータによる生産のシステム化・・・
45日かかった工程が、最終的には21日に。
リードタイムが半減したのです。(p146)
▼引用は、この本からです。
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「つらぬく」?
まじめさが生む世界一
経営とは?
【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■著者経歴・・・池内 計司(いけうち けいし)
1949年生まれ。71年松下電器産業に入社。
83年、池内タオルに入社し代表取締役に就任。
技術力に加え、風力発電100%による工場稼動など注目される。
99年に立ち上げた自社ブランド「IKT」は
「風で織るタオル」という愛称で親しまれている。
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■関連書評■
a. 「「崖っぷち会社」が生まれ変わった3つの方法」中山 裕一郎
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c. 「キラーブランドの始まりは、路地裏の小さなお店から・・・」岸 正龍
【私の評価】★★☆☆☆
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