「サブプライム後の新資産運用」中原 圭介

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サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

【私の評価】★★★★★(92点)


■2年前に米国の住宅バブルを指摘し、
 サブプライム問題を予測した
 ファイナンシャルプランナーの一冊です。


 実際に投資する人の立場にたったアドバイスをしており、
 非常に論理的、分かりやすい内容になっています。


■資産運用については、
 一般的に株式・債権への分散投資、
 長期投資などがよく言われています。


 しかし、この本のお薦めポートフォリオは、
 そうした常識にしばられず、
 円預金+外貨預金を基本としています。


 さらに、もしリスクが取れるならば、
 国内株式、その次に海外株式を
 組み入れていきます。


  ・ユーロを中心に据えて、残りを米ドル、
   ポンド、オーストラリアドル、
   ニュージーランドドルなどにバランス良く分散(p170)


■特に、「債権よりは外貨預金」というところは、
 私もなんとなく感じていた
 手数料の高い債権への別のアプローチとして、
 一つの新常識というものでしょう。


  ・国内債権の金利は微々たるものですし、
   海外債権の金利は高かったとしても、その分、
   手数料が割高で・・リターンがえられない・・・
   債権部分に代えて、外貨預金を組み込んでいます(p106)


■また、株式投資をするならば、
 手数料の安いインデックスファンド、EFTを
 勧めており、こうした的確なアドバイスが、
 著者の信頼性を高めていると思います。


  ・伝説の投資家であるウォーレン・バフェットも、
   「ほとんどすべての投資家にとっての最良の方法は、
   最も手数料の安いインデックスファンドを持つことである」
   と述べています。(p78)


■投資関係のアドバイス本としては、
 強くお薦めする一冊です。


 というよりも、この本を参考に、
 外貨預金を積み増すことにしました。
 本の評価としては★5つとします。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・あなたが仕事を持っていれば、資産運用より仕事を大事に
   考え、頑張るべきです。そして、仕事が忙しいときには、
   できるだけ変動リスクが大きい株式などの金融商品の保有を
   減らす自制心を身につけるべきです。(p269)


  ・基本は、おすすめ1のように国内株式・外貨預金・円預金(現預金)
   の3つの金融商品で構成されるポートフォリオとなります。
   おすすめ2は、よりリスクを取ることができる
   個人向けに外国株式を加えています。(p44)


  ・外貨預金を7、国内株式を3にした場合が、
   最もリスクの低減効果があるとされています(p125)


  ・外国株式を売買するときは、ETF以外は利用しないことを
   おすすめします。そうしないと、
   コストが大きすぎるからです。(p234)


▼引用は、この本からです。

サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践
中原 圭介
フォレスト出版
売り上げランキング: 17
おすすめ度の平均: 5.0
5 この国の経済を立て直す指針がわかる
5 新しい常識
5 投資で本当に大事なこと
5 不朽の資産運用本
5 経済ルネッサンス以降の資産運用

【私の評価】★★★★★(92点)



■著者紹介・・・中原 圭介(なかはら けいすけ)

 ファイナンシャルプランナー。エコノミスト。
 金融コンサル会社「アセットベストパートナーズ株式会社」
 ディレクター。サブプライム問題を2年前に予測。


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