「心の入れかえ方―1日30回の自己暗示で、自分が変わる」阿奈 靖雄
2008/06/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
要約と感想レビュー
自ら「うつ病」だった著者が教えてくれるストレス発散、自己暗示の方法です。
まずは、自己暗示です。私は「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と言いながら歩いていますが、著者の場合は、「だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言いながら歩いているそうです。
・私の場合、「だいじょうぶ!絶対うまくいく!」という言葉を繰り返して、自己暗示しています。(p9)
それ以外にも、ストレス発散のために、深呼吸をしたり、歩くなど「うつ病」にならないためのテクニックは参考になるはずです。
例えば、悩みがあるのならば、それを紙に書き出して文字化してみると、冷静に状況を考えることができるようになるのだとう。
自らが「うつ病」「対人恐怖症」だったことが、説得力を大きくしています。「うつ病」「対人恐怖症」対策に興味のある方には、必読の一冊と感じました。
本の評価としては★4つとします。
この本で私が共感した名言
・腹が立ったり、イヤなことがあったとき、そうした自分の気持ちを「紙に書き出す」のです。・・・意外に効果があるのです。(p46)
・自分で発した「絶対うまくいく!」の言葉のあと、「そのとおり!」と声に出して、うなずくのがポイントです。(p22)
・ある中学校では、職員室の隣の小部屋にサンドバックが置いてあります。ストレスがたまった教師は、そのサンドバックを殴ったり蹴ったりしてストレスを発散させます。(p44)
・自分の顔を鏡に映して「いい顔しているよ」「きょうもいい日だ」「だいじょうぶ!絶対うまくいく」など言葉に出して自己暗示するのです。(p49)
・足腰が弱くなってしまうと、気力まで弱くなってしまう・・・足と脳は直結しているからです。(p93)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★☆(84点)
著者経歴
阿奈 靖雄(あな やすお)・・・1941年生まれ。産経新聞記者、広告代理店を経て、(株)クリエイトANA代表取締役。「プラス思考」講演家。
目次
第1章 「条件づけ」を活かして自己暗示する
第2章 ストレスを発散させてから自己暗示
第3章 「つくり笑い」をしながら、自己暗示する
第4章 「深呼吸」をしながら、自己暗示する
第5章 歩きながら自己暗示する
第6章 うつ状態(うつ病)の、乗り越え方
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