「儲けの教科書」主藤 孝司
2008/05/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
ベンチャー企業や中小企業をコンサルティングしている著者の一冊です。「儲けの教科書」というよりも、著者が発見した「起業して成功している人の共通点」といった趣の一冊になっています。
・実際は優秀な社長ほど、例外なく細かいところにこだわっている。(p164)
ベンチャー企業は、新しい仕事を作っていくわけですから、非常に不透明な部分があり、社長の判断一つひとつが、企業の運命を決めていきます。
結果がダイレクトに出るのですから、成功している人の共通点を知っておくのは、決して損にはならないでしょう。
・基本的に中小企業は価格を安くしてはいけない。(p70)
電話対応に注意する、女性を入れる、通販化を考えておくなど、具体的な教えがありましたので、本の評価としては、★4つとします。
しかし、起業というのは、自分の価値をはっきりと社会から突きつけられる厳しくも冒険的な世界なのだと思いました。
この本で私が共感した名言
・何か新しいチームを組むとき、そのメンバーの中には、必ず女性を入れなければいけない。(p144)
・電話対応を向上させれば確実に売上が増える・・・電話対応がきちんとできている企業はほとんどない。(p150)
・通販化で売上は激増する(p190)
・社会貢献や理念・・・最初の「お金がほしい」という低次の欲求をきちんと満たした後に、自己成長してきて初めてこう思えるのである。(p211)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★★☆(82点)
著者経歴
主藤 孝司(すどう こうじ)・・・1970年生まれ。リクルートのトップ営業マンとして5回表彰を受ける。24歳で起業し、8つ以上の事業を手がける。中小・ベンチャー企業専門のコンサルタント。
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