「一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト」主藤孝司
2004/04/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
やはり商売において価格設定というものは、原価から計算するのではなく、お客様の満足度で設定するべきものだと思いました。価格を単に下げるのではなく、値上げしても買ってもらうためにはどうするのか?と考えるのが経営です。
では、このメルマガの価格はいくら?と自問すると、決めるのが怖いと感じました。価格は下げると利益が大幅に減り、顧客は価格が安いから買う顧客だけが集まってくるという悪循環となってしまうし、かといって値段が高いと買ってくれる人は少なくなるのです。
価格はあくまでも顧客が納得するギリギリ高い価格でなくてはならないのです。その価格は、自分が感じるたより実は高いのではないでしょうか。
値決めは経営であると、言った人がいましたが、まさに価格こそが企業戦略の 最も重要な点だと理解できました。
こんな人にオススメしたい!
・他社が価格を下げれば下げるほど、なぜだか不思議と受注量は増えていった(p6)
・大幅値下げで売上が激増したのは、お客様が納得する価格だったからではなく、単に物珍しいから一気に消費者が殺到しただけである(p31)
・顧客のために値上げせよ!(p116)
・自分の会社なり、自分個人なりがこれまで蓄えてきた歴史やノウハウを「教育事業として生かすことができなか」という発想だ(p221)
・政府が総額表示方式を導入しようとする背景には、世の中の表示価格をすべて総額表示方式にすることによって、消費税がとられているという認識を薄め、将来税率を上げたときにも消費者からの反発を弱めようという思惑があるように思われてならない(p226)
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
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