「「水」戦争の世紀」モード・バーロウ トニー・クラーク
2008/01/26公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
世界的に「水」が少なくなっているという事実があります。水は人が生きるために必要であり、食物や家畜を育てるために絶対的に大量に必要なのです。
世界の中には水資源を確保しようとしている企業があります。限られた資源である水の争奪戦ですが、金を持っているものが、水を支配することになるのかもしれません。
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・企業は、こうした国際貿易協定による保護を武器にして、水路やスーパータンカーを使った水の大量輸送をもくろんでいる(p9)
・利用可能な淡水は、地球の総水量の0.5パーセント以下でしかない。その他は海水や南北両極の氷、または利用できない地下水である(p13)
・中国には世界の人口の四分の一に近い人間が住むが、世界の総量の六パーセントしか淡水がない。おかしなことに、中国各地で井戸が涸れ、水位が下がり、河川や湖沼が干上がっている(p31)
・チャド湖がその一つで、アフリカ中央部のこの湖は、1960年以降、湖水面積が90パーセント以上も縮小した。その元凶が灌漑とされるている。(p51)
・世界貿易のルールは、グローバルな水道企業の権利や水道の民営化、淡水の大量輸出を守るためにある(p95)
「水」戦争の世紀 (集英社新書)
posted with Amazonアソシエイト at 12.05.26
モード・バーロウ トニー・クラーク
集英社
売り上げランキング: 127502
集英社
売り上げランキング: 127502
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|
コメントする