「5日で身につく「伝える技術」」西野 浩輝
2007/10/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
■会社での仕事は、見方によっては
すべてがプレゼンテーションです。
上司に決定書の内容を説明する、
同僚に経緯を説明する、
取引先に連絡を入れる。
これらすべてに( 伝える技術 )が
必要なのです。
■この本では、「話の内容」「構成」「伝え方」の
3段階でプレゼンの技術を教えてくれます。
3つに分けるのもプレゼンのコツですが、
ほぼ知るべき技術は網羅しています。
・「なぜこの人は話がうまいのか?」と、
ちょっと意識して観察してみるのである。
観察のコツは、「話の中身」と
「中身以外」に分けること。(p41)
■「伝え方」では、表情、姿勢、身振り、アイコンタクト、声など
基本的な内容は押さえながら、
最後はやはり場数を踏み、
ビデオなどで反省することが必要なようです。
・3つの「間」を使い分けよう(p168)
■プレゼンについては、
この一冊ですべて網羅できると思います。
カーネギーのように話の具体例が
もっと入っていれば完璧だな、
と思いつつ★4つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・竹村研一氏は、地方へ講演に行くと、まず近辺を
タクシーでひとまわりすると聞いたことがある。
そして、講演では開口一番、今さっき見聞きしてきた
地元の情報について話すのだ。(p66)
・「広く浅く」よりも、「浅く深く」を心がける(p92)
・日々是プレゼン・・・私の知人でも、
ふだんからネタ帳なるものを持ち歩いている人がいる。
「これはいつか使える!」という出来事に出会ったら、
その場でネタ帳に書き込むのである。(p188)
▼引用は、この本からです。
東洋経済新報社 (2005/04/08)
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最近の中ではかなりスグレモノ!
「プレゼンの場がないと嘆く前に!!」
【私の評価】★★★★☆(84点)
■著者経歴・・・西野 浩輝(にしの ひろき)
リクルート、アメリカン・マネジメント・アソシエーションを経て、
マーキュリッチ有限会社を設立。
現在、プレゼン、営業スキル、交渉力をテーマに
研修・コンサルを行う。
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